肝硬変、肝がんと進むにつれて肝臓は硬くなってゆく。線維化現象であるが、血小板数や肝ぞうに針を刺す肝生検、そして超音波が診断方法として一般的である。
かつて肝がんの大半を占めていたのはB型.C型ウィルスによるものだったが、近年「メタボやアルコールによる脂肪肝」「アルコールは少ない非アルコール性脂肪肝」による肝がんが増えている。
最近中央ではフィブロスキャンが注目を浴びている。
皮膚の上から超音波を肝ぞうに当てると振動が脂肪組織を通って肝ぞうに伝わってゆく。そのスピードを超音波で追うのです。速く伝わるほど肝ぞうが硬いということ。2.3分の間に10回測定しその平均値を出します。数値が30(キロパスカル)以上だと肝硬変という訳です。
機器の進歩はともかく肝ぞうで受診している人は必ず肝硬変の有無を主治医に診てもらって下さい。