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2013/4/15

気圧対策


入院している交通事故の患者さんがよく雨の前に頭痛がすると訴えます。
名古屋大学の佐藤純准教授によると「気圧の変化は自律神経を乱し、体調不良を引き起こします。特に季節の変わり目は要注意です」と。気圧が低くなると交感神経が興奮し、心拍数や血圧が上がる。ストレスを受けた時と同じ状態になります。頭痛、めまい、場合によっては狭心症や心筋梗塞を引き起こす、と述べています。一方、高気圧の時は交感神経の高ぶりが抑えられ、心拍数や血圧が低下します。リラックス状態になります。ただし低気圧も長く続けば体は慣れてきます。ポイントは「落差」と「揺れ」だという。1時間に5~10ヘクトパスカルの落差、例えば寒冷前線の通過時は良くない。又、前線通過時は気圧が上がったり下がったりと「揺れ」ますが、これも自律神経に良くありません。
以上は全員に起こる訳ではありませんが、病気などで体が弱っている人、ストレスが多い人は影響を受けやすいようです。雨が降る(気圧が下がる)と調子が落ちるスポーツ選手は実際多いです。
さてどうすれば気圧の変化に勝てるのか?
規則正しい生活に尽きます。早寝、早起き。寝る前のパソコンやスマホの操作は自律神経を乱します。ヨガは効果的だそうです。
天気予報で気圧が下がりそうな時は、大事な用事を入れないのも重要です。

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— posted by 越智邦明 at 05:04 pm  

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