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2008/6/23

映画


土よう日に映画を見に行った。21日封切りのインディジョーンズ「クリスタル・スカルの王国」を見るためだ。自称インディファンとしては19年ぶりの復活は嬉しくてしようがない。1950年代を舞台に神秘的なパワーがあるという秘宝“クリスタル・スカル”を求めて、冒険に出る考古学者インディ(ハリソン・フォード)。その前に立ちはだかるロシア軍。スリルと息をつくひまもないアクションを織り込んだ究極のエンターテイメントがインディジョーンズだ。
ハリソン・フォードは1979年の「地獄の黙示録」、1980年の「スターウォーズ/帝国の逆襲」、1994年「今そこにある危機」等、どれをとっても素敵な役だが、やはり「インディ」は別格だ。2度の離婚をものともせず元気1杯の65才、ハリソン・フォードは大の日本好きで特に大阪が気に入っています。今後も活躍を祈っています。
<最後に>本日、6月23日ホームページ開設1周年となりました。今後も楽しいホームページにしたいと思いますので応援宜しくお願いします。

— posted by 越智邦明 at 07:48 am  

2008/6/21

日本の医療費は安いのか?


シッコの映画にみられるようにアメリカでは公的健康保険の対象者はごく1部で、民間の保険に入っていなかったり、保険に入っていても保険会社が支払いを拒むと病院を追い出されてしまう。「それに比べて日本はマシ」なんて考えない方が良い。
ヨーロッパの先進国は医療は税金で提供されるため保険料はなく、病院、医者の診療費も基本的にタダなのである。例えばカナダは診療費、薬剤費、入院費はすべて無料だ。カナダ国境近くに住むアメリカ人の中にはカナダの市民権をとって、ふだんはアメリカ側で暮らし、病気になったらカナダに行って医者にかかる人がいる。英国は診療費、入院費、往診料は無料。生活保護の人には病院までの交通費が支給されるというから至れり尽くせりである。イタリアは薬代の一部負担はあるが診療費、入院費、往診料は無料。フランスは日本の窓口3割負担とほぼ同じだが入院は無料。ドイツは定額の有料制だが診療費、入院費、往診料、歯医者は10ユーロ(1650円)と日本に比べてはるかに安い。初診で10ユーロを支払えばその後3ヵ月は治療費タダです。以上「金持ちは自己負担、それ以外の国民は医療費無料」が先進国では常識です。
特に、高齢者はフランスもドイツも無料で75才以上の老人からむしり取ろうとするのは日本だけです。残念な事です。

— posted by 越智邦明 at 03:37 pm  

2008/6/19

ガリレオ


来年2009年は「世界天文年」である。ガリレオが1609年初めて望遠鏡で宇宙を観察してから400年で、これを記念してさまざまなイベントが行われる。地動説を広めたとして1633年に宗教裁判で有罪を宣告されたガリレオ。「それでも地球は回っている」とつぶやいたというのは、どうも後世の人の創作らしい。ガリレオは宇宙の天体、例えば月が教会の言うような「水晶の球」ではないと思った。彼が作った望遠鏡で見た月は、すべすべの水晶の球どころか、でこぼこの山や谷でおおわれて地球と同じ世界だったのである。
それから400年。望遠鏡の発展はすさまじく、国立天文台がハワイ島・マウナケア山に建設した現代最高の望遠鏡「すばる」はなんと口径8.2mもある。
フィレンツェ郊外の「ガリレオの家」には今でもガリレオの好物のイチジク畑がある。そしてサン・ピエトロ寺院にミケランジェロと向かい合ってガリレオの墓がある。
ガリレオはイタリアの生んだ「天文学の父」として今でも多くのファンが居ます。

— posted by 越智邦明 at 05:49 pm  

2008/6/17

先輩


土よう日に徳島へ出かけた。大学の1つ先輩のK先生に会うためだ。こちらのメンバーは家内と娘夫婦の4人。K先生は産婦人科の開業医(2代目)。年間のお産の数が800というから驚く。個人の診療所で、この数は四国でもダントツだろうと娘婿の産婦人科医、山内君も驚きの声をあげる。奥様が院内事務を案内してくれた。今はやりの電子カルテ。Dr.の傍にクラークが居て先生の会話を全部コンピュ-ターに打ち込んでいく。噂には聞いていたが確かにカルテに長々と字を書くよりはるかに効率的だ。大いに参考になった。病室はK先生が次々と案内してくれ、今、最前線を行く産科病棟の立派さに改めて感嘆の声をあげた。場所を変えて夜の街に繰り出し、ご馳走になった。科は違うが、徳島の地で一生懸命やっておられるK先生並びに奥様の姿を見て、私も背筋がまっすぐになった。
K先輩、益々の発展を祈っています。

— posted by 越智邦明 at 11:13 am  

2008/6/16

アナログ(その2)


前回、2011年に完全地デジ化になる話をした。ところで、職員のIdo君と地デジの話をしていると、電波がよく入らないと不満の声。不審に思って調べてみた。すると「地デジは完全失敗だ」とする声があるのだ。つまり、受信状態が悪い山間部や離島では地デジ対応TVを買ってアンテナを立てても見られない地域が出てくるということである。受信を完璧にするには膨大な数の中継局が必要だが、世帯数の少ないエリアにコストがかかる中継局を造るかどうか。東京では地デジ放送の電波を送信する新東京タワーの名称も「東京スカイツリー」に決定され盛り上がっているが、この東京でも高層ビルの陰の建物には電波が届かない。地デジで使用するUHFは直進性の強い電波だから障害物に弱い。電波障害対策の費用は誰が負担するのか?
一方、テレビ局側からみても地デジはカネ食い虫。N放送の友人・T君が言っていた。「中継塔や放送設備の新設に民法全局で1兆440億、ローカル局1局で50億円のカネがいる。山間部に電波を届けるのにまた膨大なカネがいる」と。インターネットも地デジには脅威だ。NTTの次世代ネットワーク(NGN)でみんながネットで地デジを見だすとテレビ局が造った中継局は無用の長物になる。
これは困った事だぞ!

— posted by 越智邦明 at 12:34 pm  

2008/6/14

YKK


YKKと言えばファスナーの代名詞である。世界のシェアは45%で2位以下を大きく引き離してダントツ。年間に生産するファスナーの長さは地球と月の3往復分というからすごい。
ファスナーは靴のひもを結ぶのが面倒だということから米国で開発されたが、零細な町工場を世界のトップメーカーに飛躍させたのは富山県魚津市の町工場であり、創業者の吉田忠雄である。1938年に吉田工業所として立ち上げ、1946年商標を「YKK」に改めた。(Yoshida Kogyo Kabushikigaisha)。日本人が世界へ向けて発信するものは実に多いが、YKKも更なる発展を望んでやまない。

— posted by 越智邦明 at 05:05 pm  

2008/6/12

麻雀


先日、3年ぶりに麻雀をした。麻雀は19才からとに角よくやった。学生時代は麻雀に明け暮れたといっても過言ではない。関東だから「4人打ち」。所が松山に帰って、関西の「3人打ち」に面食らった。とに角、テンパイが早い。それに花パイがあって役が高い。それに慣れるのに2年はかかった。薬屋のM君とは開業当初にしこたまやった。別荘でも雀卓を持ち込んでやった。麻雀というゲームは奥が深い。その日の自分のツキを早めに判断し、強気で行くか守りに入るか判断する。先日はツキにツイた。バカ勝ちした。そんなことより、ふだんの仕事を忘れて夢中になれる時間を作ってくれた仲間に感謝したい。
M君これからもよろしく。

— posted by 越智邦明 at 04:25 pm  

2008/6/11

アナログ


この夏からNHKと全民放のTV画面に「アナログ」という字幕が常時入る。番組の内容にかかわらずとにかくTVがついている間は画面右上に「アナログ」の文字が出たままの状態となる。狙いは2011年7月に予定の「アナログ電波停止」という“国策”の認知度アップだ。現在地デジ受信機は全国5000万世帯の28%にあたる1400万世帯に普及しているが3年後にアナログをやめるには残りの3600万世帯にTVを買い替えてもらう必要がある。
その昔、昭和30年後半、TVが白黒からカラー放送に移行し始めたときTV画面右上に「カラー」の文字が表示されて、カラーTVの購入への誘いのプレッシャーをかけた。今回も同じプレッシャーだが違うのは当時は白黒で不便を感じなければ買い替えは不要だったが今回は壊れてもいないTVが映らなくなるのだ。
ガラクタになるその数は最大で6400万台。家電リサイクル法によって1台、2835円の回収費用が徴収されると総額で1814億円にも達します。
皆さん どうしますか?

— posted by 越智邦明 at 10:34 am  

2008/6/5

外科医の不足


巷では産婦人科医、小児科医の不足が叫ばれている。しかし産婦人科医は横ばい、小児科医は微増という中、外科医だけが減っている現実を皆様、御存知でしょうか?日本外科学会もこのままでは10~20年先に日本は「手術」そのものをする人が居ないという深刻な事態になると警告を発しています。私も外科医の1人として不足する理由を考えてみました。やはり外科の労働環境の劣悪さが若いドクターに敬遠され、そこに訴訟リスクも加わって誰も行かないという状況になっていると思います。更に難手術で1日がかりの手術やその後のハードな管理をしても「他科と同じ給料」への不満等もあると思います。ちなみに愛媛大でも外科志望は毎年0~2人といった所です。ブラックジャックに憧れて外科医になった私のように何か若い人を引き付けるきっかけが欲しいものです。
(P.S.本日6月5日でまた1つ齢をとりました。)

— posted by 越智邦明 at 04:38 pm  

2008/6/2

ナス


私の予備校時代、下宿にYAMAGA君という新潟出身の子が居た。彼が「僕はナスが大好きだけど越智君は何ナスが好き?」と聞かれたことがある。当時、何でナスにこだわるのかと思っていたが、最近、全国で最も多くナスを食べているのが新潟市であることを知って驚いた。1世帯あたりのナス消費量が全国平均4927gに対し新潟市は7727g。新潟県は昔からナスの産地で栽培面積も日本一。品種も豊富で「越の丸」の丸ナス、きんちゃく型の「十全なす」、長細い「千両」、先のとがった小型の「鉛筆なす」、大型の「やきなす」など形も大きさもさまざまなものが作られています。本当に所変われば品変わるです。日本は広い!?

— posted by 越智邦明 at 04:07 pm  

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