「暑さ」という邪気を払うために古くから行われる「暑気払い」。いつも梅雨明け直後のこの時期に行っているが、今年の梅雨明けはずい分早かった。
当院の最大の特徴は全員、浴衣で集合のことである。日本の伝統的な着物である「浴衣」を見直そうという考えから始めたが、幸い全員の協力を得ている。
さて浴衣についてのお話。
「キモノ不思議学」主宰の河村康人さんに登場願います。今年の注目は伝統的な古典柄をシンプルに着ることだそうです。古典柄とは昔から受け継がれてきた歴史ある柄のこと。身を守るパワーがあるといわれている。たとえば蝶は「長」にかけて、長寿祈願につながる。その他乱菊柄は高貴を、牡丹は幸福を、アヤメは「勝負」から必勝祈願、水仙は気高い知性美、扇は逆さにすると末広がりなので物事の発展とか。レトロな模様でおしゃれしながら、長生きや幸せをお祈りできる伝統的な「浴衣」を是非、着て下さいとあります。
ビンゴゲームや浴衣賞選考など和気あいあいの2時間半であった。ビンゴはナースの徳田さん、浴衣賞はヘルパーの奥田さんが勝ち取った。どうか、みんな元気で暑い夏を乗り切って欲しい。