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2011/6/27

種子骨炎


ダンスの練習に通いつめているOLのBさん。右足の裏から足先まで痛みが走って来院。これは「種子骨炎」です。
種子骨とは足の親指の付け根にある、小豆くらいの大きさの骨です。走ったり跳んだりする時の蹴り足の衝撃を吸収してくれる役割があります。ここの炎症はダンサーやジョギングをしている人、スポーツでは跳躍種目やバスケットボールの他、空手や剣道のように踏み込みの多い競技にも多いです。更にハイヒールをよく履く人に多発します。
レントゲンで骨折がなければ可能性が大です。治療は靴の内側にダンサーパットと呼ばれる特殊なパッドを入れ、種子骨に体重がかからないようにする。その他、非ステロイド系抗炎症薬の経口投与やステロイドの注射も有効です。
でも何と言っても原因の除去、休憩、理学療法が有効であるのは言うまでもありません。

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— posted by 越智邦明 at 01:59 pm  

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