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2011/7/14

ムカムカ


この症状で来られる人は非常に多い。下痢を伴う嘔吐下痢症や感染性腸炎が今は年中見られます。物が食べられないのは本当に辛い症状です。さてこの中に恐い病気が潜んでいます。
① 頭痛を伴うとき
今言った腸炎に発熱を伴ったための頭痛もありますが、熱がないときはクモ膜下出血、脳出血、脳梗塞という生命の危機を伴う重大な疾患が隠れています。

② のどの渇きがある
のどが渇き体重が異常に減るときは、糖尿病さらには消化器系のがんが疑われます。

③ 胸や背中の痛みがある
膵炎、膵癌の注意が必要です。
お酒飲みのあなた。二日酔いだろうとタカをくくらないようにして下さい。精査、早期発見が肝要です。
(追伸)
わが家ではケン君が来てから「計3匹がみんな元気」といきたかったのですが、フェレットのラッテ君が2~3週前よりどうも元気がない。いつもなら戸をあけてやると活発に部屋の隅々まで動きまわるのですが、ハンモックにうずくまったまま。やせてきて背骨が見える程になり、さすがにこれはと言うことで動物病院へ連れて行った。採血の結果はインスリノーマ。膵臓の腫瘍であり、血糖値も62mg/dlと低い。獣医さんから手術か一生薬を飲むかと言われ、後者を選んだ。それから日に日に回復を見せ、下の写真のように体重も戻り元気になりました。尚、フェレットには副腎腫瘍、リンパ腫、インスリノーマは多い病気のようです。人間もそうですが動物も健康が一番ですね。みんなの元気な勇姿(?)を見てやって下さい。

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— posted by 越智邦明 at 02:26 pm  

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