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2009/8/20


脳卒中予防に水を取らないといけない、というのがごく最近の定説になってきた。スポーツの世界でも“のどが渇く前に水を飲む”が常識となっているが、最近は“のどが渇いてから飲む”に変わりました。
日本医大の飯尾教授によると「人間の腎臓が持つ最大利尿速度以上で水をがぶ飲みすると体全体の細胞が膨らみ脳などに浮腫が起きる。さらに過剰摂取により血液内のナトリウム濃度が著しく低下し、意識障害や心臓の異常を起こすことがある。今、低ナトリウム血症が問題になっている」と。米国ハーバード医大が2005年のボストンマラソンの参加者を調べた所、13%が低ナトリウム血症を起こし、レース中に倒れた人もいたという。
人は汗や尿、便などによって体から1日に2~2.6ℓの水分が失われる。野菜やご飯に含まれる水分を差し引くと、水として飲むべき量は1~1.5ℓです。飲み方としては1~2時間にコップ1杯をこまめに取るのがよい。入浴前後はもちろん、寝る前もトイレが近くならない程度に水を飲むことは大切です。
飲み水の温度は5~15度が望ましく、塩分や糖分のある水の方がいい。梅干しなどで塩分を補うのも手です。
水の正しい飲み方を覚えて下さい。

水


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— posted by 越智邦明 at 11:37 am  

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