以前、大分は湯布院の亀の井別荘に泊まった時、おみやげにユズコショウを買った。
ユズコショウは九州が生んだ偉大な調味料です。ユズの皮を細かく刻み唐辛子と塩をすりあわせたこの薬味は今ではすっかり全国区の人気となった。ちなみにコショウは入っていない。九州の方言で唐辛子を「コショウ」と呼ぶためこの名前になった。青唐辛子を使ったユズコショウは緑色、赤唐辛子を使ったユズコショウは橙色を呈する。
ストレートの味はユズのさわやかな香りがぱっと口中に広がり次に辛さが来る。とても鮮烈な辛さだが味はとてもまろやかです。
製造元である大分では青唐辛子より赤唐辛子を使ったタイプが主流で辛さは青よりマイルド。
全国区になってからは様々な使い方をされ、みそ汁、ラーメン、鍋料理などの薬味として用いられています。