妊娠中に発見された高血糖はどうなるのか?といった質問もあります。確かに妊娠中は血糖を下げるインスリンが効きにくくなるため高血糖になりやすいのです。妊婦の7~9%が妊娠高血糖と診断されるほど多いのです。
ではこれは問題ないのか?厳しく言うと胎児も高血糖になり、さまざまな影響が出る可能性があることがわかってきました。奇形、巨大児、心臓肥大などです。しかもその影響は子供が大人になっても肥満という形で続きます。
日本糖尿病・妊婦学会でも母親の胎内で高血糖にさらされた子供は成人期に肥満になるリスクが高い、とする国立成育医療研究センターの研究発表がなされました。
「妊娠」というのはさまざまなリスクを背負いながら「出産」へと向かうということを男性諸氏も知っておいて下さい。
(追伸)
3月29日(日)、母校、今治小学校が128年(明治20年開校)の歴史に幕を閉じた。小学校の想い出は、く~にず新聞の「告白」に何度も書いてきたが、中学校から松山に来た私にとっては本当に懐かしい。
当日、他の仕事のついでに、閉校記念式典が行われた今治小学校を訪れた。
少子化に伴い今治のど真ん中にある今治小学校も生徒数が減り、今回の閉校となった。母校が無くなるというのは本当に寂しいものです。