パーティー等でどんなに着飾っても靴のセンスが悪いとがっかりすることは良くあります。女性週刊誌等で芸能人のファッション評論をよく見かけますが、頭の先から靴までしっかり論じてますね。
さて革靴の歴史は2008年にアルメニアで発見された紀元前3500年頃のものでした。その後、エジプトやギリシャ、ローマなど温暖な地で文明が栄えたため、開放的なサンダルが全盛期を迎えました。足をすっぽり包む革靴を定着させたのは、ゲルマン人やバイキングなど寒い地方の民族です。
今では当たり前の“かかと”は中世までは常に付いておらず、雨の日などにわざわざ木製のかかとを装着するようなことをしていました。
それが17世紀、英国のオリバー・クロムウェルが彼の率いるニューモデル軍の兵士にかかとを初めから装着した軍靴を履かせました。これがかかとの発祥です。
そのため英中部のノーサンプトンは靴産業が発展し、今でも「靴の聖地」として知られています。
ちなみに、写真のくつはゆうちゃんのです。