Created in 0.0185 sec.
 
越智クリニック
 
T:1438 Y:1475 Total:2887893 Online:16
カレンダー
<< 2009.3 >>
SMTWTFS
12 3 4 5 6 7
89 10 11 12 1314
1516 171819 2021
2223 242526 27 28
2930 31    
 
2009/3/30


ペットは犬派と猫派に分かれますが皆さんはどちらですか?昔、日本人の統計を見たことがありますがそれによると猫派の方が多いように書いてありました。
今回PHP研究所発刊の「世界の犬(101)がよくわかる本」(吉田悦子著)を読んでみました。いくつかを拾ってみましょう。
①狆(チン)・・・日本最古の室内犬で平安時代から宮廷で飼われていた。黒船のペリーがお土産に持ち帰りジャパニーズパグとしてイギリスのビクトリア女王に献上された。
②秋田犬・・・1931年に天然記念物に指定された。37年に来日したヘレンケラーはかみついたり逃げたりしない優しさに魅了されてアメリカに連れ帰りアキタドッグの名が知られるようになった。
③トイプードル・・・我が家のオンプ君。フランスの国犬で胸に毛を残して足を刈り込むのはおしゃれというより水に入ったとき心臓を冷やさず動きやすくするためだそうだ。マリーアントワネットの夫、ルイ16世の愛犬であった。
④ミニチュアダックスフント・・・セレブに人気。先祖はアナグマ猟犬。胴長短足は獲物を追って巣穴にもぐりこむため。16世紀には15kgもある中型犬だったがネズミの穴にも潜れるように小型に改良された。気性が荒く攻撃的なのはルーツが狩猟犬だから。
以上、犬に関する知識が満載でした。

— posted by 越智邦明 at 04:55 pm  

2009/3/27

レモン色


日本人は高齢化のためあちこちでボケが話題になっています。最近会った人の名前が出ない、物の置き場所を思い出せない等。
そこで今回はぼけ防止カラーの「レモン色」のお話です。レモン色に代表される鮮やかな黄色は神経と脳に優れた効果を発揮します。例えば運動神経を活性化したり大脳を刺激して神経系統に活力を与えてくれます。さらに内分泌系を刺激して脳の働きを促すため便秘解消につながる色でもあります。
またレモン自体はビタミンCや体内にたまった乳酸を分解し疲労回復の働きをしてくれるクエン酸が多く含まれています。
今レモン色は高齢化社会のキーカラーとして注目を集めています。

— posted by 越智邦明 at 04:41 pm  

2009/3/26

WBC緊急提言


WBCが今大会で消滅するといううわさが、アメリカで流れている。日本、韓国のファンは盛り上がっているが肝心のアメリカ本土では全くファンが集まらなかった。アメリカは大会前から球団が主力選手の出場に「待った」をかけ選手も続々と辞退した。
アメリカ人は「なぜ松坂がこれほどWBCに入れ込んでいるのか理解できない」と言う。逆に松坂はアメリカのことを「愛国心を大事にする国なのに僕には分からない」と言う。
作家の麻生千晶さんは次のように言う。WBCは変なルールの縛りがあって野球じゃない。投球制限や次の登板まで何日あけろ、とか余計なお世話だ。松坂やダルビッシュのように球数を投げてグングン調子を上げていくタイプの投手もいるからだ。次にWBCを運営する団体(WBCI)はメジャーリーグ(MLB)と選手会が資金を折半して発足した。組み合わせもほとんどMLBが決めている。だから今回も米国は日本やキューバ、韓国といった強豪国と準決勝まで当たらない自国有利の組み合わせにした。さらにメジャーから派遣されたアメリカ人の審判が常に球審と二塁塁審を務める。「国際大会」なら審判は自国の試合はジャッジしないのはスポーツ界の常識。自国有利の組み合わせにメジャー主導のルール設定、審判まで味方につけても米国は負けた。アメリカの威信もガタ落ちで、今後は「アジアで勝手にやってくれ」とならなければよいが・・・。

— posted by 越智邦明 at 09:53 am  

2009/3/23

アロエ


今でも多くの老人が傷口にはりつけて来院するのがアロエ。私も幼少の時にケガをすると決まってアロエの汁をかけられた。
アロエは暖地栽培されるユリ科の常緑多年草。世界に300種あり日本はキダチアロエが一般的です。古くから「医者いらず」「やけどの木」などと呼ばれピラミッドの中から発見された古代エジプトの医学書に、すでに眼病薬やミイラの防腐剤として記載されています。室町時代の初めに日本に渡来し江戸末期に広まりました。
医薬品としては、葉を傷つけ出てくる葉汁を煮詰め、黒あめのように固めたエキスを苦味健胃剤として用います。漢方では月経不順、回虫薬、小児の神経過敏にも使います。アロエ酒、はちみつ漬けにして飲んだり、やけど、切り傷、しもやけ、痔、肌荒れなどの外用薬として利用したり、アロエ風呂として血行促進に役立っています。

— posted by 越智邦明 at 05:13 pm  

2009/3/19

こげ茶色


こげ茶色は夫婦関係を円満にしてくれるカラーです。茶色は物事の判断を堅実にし、地に足がついた方向へと誘導します。これは人間の精神世界の原形に由来しています。ふだん、コンクリートに囲まれて生活をしていても人間の本能に刷り込まれているのは自然の情景。だから土をみて自然に触れると癒されるのです。その自然の中で茶色は“原点回帰”の色であり、その茶色がさらに濃くなった「こげ茶色」からより安定感が得られるのは至極当然なのです。
こげ茶色の土に触れて家庭菜園でも夫婦でしてみて下さい。夫婦円満間違いなしです。

— posted by 越智邦明 at 05:02 pm  

2009/3/16

エージレス(脱酸素剤)


お菓子の袋の中にいつも見かけるエージレス。これは密閉容器の中の酸素を吸収して酸素ゼロの状態を保ち食品のカビ、酸化変色、害虫を防止して作りたてのおいしさを保つものです。今日はこのエージレスについてのお話。
患者さんからいただいたお菓子を食べていて気付いたことは、エージレスがお菓子にくっついた状態は良くないということ。昨年の話だが80才の老人が胸が痛いと言って来院したので胃カメラをした所、胃内にエージレスのシートがみつかり、シートには「食べるな」という注意書きが書いてあるのが内視鏡からも見えた。内視鏡的に取り出したが、この老人のように一緒に飲み込んでしまう可能性がある状態は改善すべきである。事実、松山のお菓子専門店I社のはエージレスを袋に密着させていてはがれないようにしてあった。こういう所にも食品業者は気配りをすべきだと思うが、いかがでしょうか?「食の安全」-大事です。

— posted by 越智邦明 at 02:03 pm  

2009/3/12

体温計


冬場、感冒で来院した患者さんの問診欄に「体温」があるが最近の若者の多くが体温計を持っていない。年々その割合は多くなり、今や学生の8割は持っていない。その都度「一生ものだから買いなさい」と勧めるが特に男子学生はまず買ってくれない。大学入学時に必須品として親が持たせてくれたら、と願っている。
さて体温計には水銀式(アナログ)とサーミスタ式(デジタル)がある。当院も従来は水銀式を使っていた。日本初の水銀体温計は1883年(明治16年)に柏木幸助によって作られた。
サーミスタ式の多くは予測式で数十秒の温度上昇のカーブから最終温度を予測するため正確性に欠けるとして嫌う医師も多いです。
旅行時にも体温計を持っていくと余計な心配をせずに済みます。是非、体温計を愛用してください。

— posted by 越智邦明 at 04:03 pm  

2009/3/11

創立記念日


今日3月11日は当院の創立記念日。
22周年になる。「よくまあ、22年もやってこれた」というのが正直な感想です。
22年間ずっと居るという職員は居らず、多くのスタッフが入れ替わった。女性の職場ならではかも知れない。その昔、27才の時、福島県の太田総合病院の上司、三浦先生から「越智君、人間は暇になるとロクな事を考えんよ。忙しく働きなさい」と言われ、その教えを守って忙しく働いてきた。何とか元気で30周年を迎えるのが当面の夢です。みなさん応援の程、よろしくお願いします。

— posted by 越智邦明 at 04:06 pm  

2009/3/10

ひな祭り


女の子の健やかな成長を祈念する行事としてひな祭りが現在も広く行われている。
これは五節句のひとつである。1月7日の人日の節句、3月3日の上巳の節句、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕、9月9日の重陽の節句がある。
これらは中国から伝来した行事で1月を除き、奇数の重複となっているが、これは中国の陰陽の考えに基づいている。陰陽学は1~9までの数字で奇数を陽、偶数を陰と捉えているが、陽の数字が重なる月日は陽の気が強すぎるため邪気が生じて不吉とされ邪気を払うための行事が行われるようになった。上巳では桃の木を飾り、白酒を飲み、端午では菖蒲や菖蒲酒、七夕は竹、重陽は菊花を飾って邪気を払った。
さて患者の小4のN子ちゃんが、「どうして5月5日は休日なのに3月3日は休日でないの?お兄ちゃんに比べて不公平だ。」と私に抗議してきた。早速調べてみたが、その理由は不明であった。一説には気候の温暖な5月5日の方が優先された、とあるがN子ちゃんは納得してくれなかった。そう言えば私の誕生月の6月も祭日がないのが私も不満ではある。

— posted by 越智邦明 at 03:31 pm  

2009/3/9

夜間頻尿


夜間に睡眠を中断するような排尿が一度でもあれば「夜間頻尿」と定義される。外来で多いのは、前立腺肥大に代表される泌尿器疾患であるが、最近、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の場合にも夜間頻尿が起きることが注目されている。当院は入院設備があるため、まずナースから「昨夜はすごいいびきでした」と報告があり、そこから睡眠ポリグラフィ検査を受けてもらってSASの診断がついた人は多い。文献では「SASの60%~70%に夜間頻尿が出現する」とある。2カ月前に高血圧と頻尿で来院したAさん。1ヵ月かかったがSASと判り、CPAPを始めた所、早朝高血圧も頻尿もすっかり改善した。
皆さんの周りにメタボの人が居れば、日中の眠気や夜間頻尿がないか是非尋ねてみて下さい。SASの早期発見に一役買う可能性があります。

— posted by 越智邦明 at 03:47 pm  

Copyright 2007 越智クリニック. All rights reserved.  ppBlog is Free & wonderful Software.