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2014/8/7

夏のゴルフ


中高年が健康のためにゴルフに親しむ人は多い。
しかしこの夏場で気をつけたいのがゴルフ場での突然死である。専門家は「健康への配慮も含めて楽しむのが紳士のスポーツだ」と注意を促している。
総務省の2011年の社会生活基本調査によると練習場を含むゴルフをプレーした10才以上の人数は924万人。年代別では60才以上が目立つ。リタイア後も続けるケースが多く、当院でも60才~80才のゴルファーは数多く見られる。さて「突然死」について東京都監察医務院の資料によるとランニング、ゴルフ、水泳が三大原因とある。特に中高年ではゴルフが多いとある。運動とゴルフの関係を研究している聖マリアンナ医大の吉原紳研究員は「ゴルフでの突然死の8割は心筋梗塞」と指摘する。タバコや高脂血症の生活習慣病が原因で動脈硬化があると「ボールを打つ前後の心拍数と血圧の急激な上下動が引き金となって心ぞうの冠動脈に血栓が詰まってしまう」と解説する。
心筋梗塞を起こしやすいのは「スタートして2、3番ホールあたり。魔の時間帯といわれています。」特に注意すべきはセカンドショット前後。ナイスショットなら別だが右や左に曲げてしまった場合にストレスがかかる。ボール地点まで坂を上ったり下ったりと運動量も増える。さらにミスを防ごうと緊張し打つ前に呼吸を止めて構える人が多い。その状態で心拍数が急上昇するショットをすると心ぞうに負担がかかりバタッと倒れてしまう例が多いそうです。
今までも書いてきましたが、脱水症や熱中症対策はもちろんですが睡眠も十分取ってから行ってください。通気性の良いゴルフウェアや日傘の活用、経口補水液の摂取、ビールではなくてスポーツ飲料の摂取等。そして何といっても持病のある人はいつもの内服薬の服用を忘れないで下さい。
体力を過信せず、気楽で楽しいナイスショットをして下さい。

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(追伸)
NHKのラジオ第一で、am6時52分から語られる「今日は何の日」のバックミュージック「詩人と私」The Poet And I をみなさん聞いたことがありますか?私は毎日、院長室で聞きながら仕事をしています。フランク・ミルズ(カナダ)の作曲で大変有名な曲です。日曜日などの、のんびりした時間帯に是非You tubeなどを使って聴いてみて下さい。癒され、落ち着きます。
「愛のオルゴール」も彼の作品です。こちらも聴いてみて下さい。
今年も病院の屋上のひまわりが咲き誇っています。

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— posted by 越智邦明 at 11:05 am  

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