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2013/10/15

寝酒


睡眠薬代わりに寝酒をのむのはいいですか?という質問が多い。日本人は海外の人と比べると寝酒の習慣がかなり浸透している。確かに酒は、ストレスを和らげ血行を良くして一時的には入眠を促します。しかし利尿作用で夜間後半にトイレに行きたくなって中途覚醒となり、どんどん眠気が遠のいてしまったり、朝早く目覚める早朝覚醒の原因となり結局、深い眠りが妨げられます。
アルコールは4時間ほどで分解されますが、アルコールの血中濃度が下がるのに伴って、レム睡眠(浅い眠り)が増えてしまいます。加えてアルコールを飲んで眠ると、鼻から喉への空気の通り道である上気道周辺の筋肉が緩んで気道が狭くなってしまい、無呼吸やいびきの原因にもなります。でも一番危険なのは、アルコールに対する依存性が強くなってしまうことです。いわゆるアルコール依存症になることです。
「お酒を飲まないと眠れない」状態。体に良くありませんので注意して下さい。

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— posted by 越智邦明 at 03:11 pm  

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