2日間の結論として、有床診の著しく低い入院基本料の見直しを要求すること。管理栄養士配置義務化撤回の取り組み、入院中の患者の他医療機関受診規制撤回の取り組みを進めることを確認した。次回改定で中医協の議論をみると、病院の入院期間を大幅に短縮するとある。つまり手術してから1週間そこらで追い出されてしまう。その受け皿として有床診に存在意義がある。また癌末期等で大病院で処置の仕様がない方の受け入れ等、まだまだやることは多い。
さて話は変わって2日目の朝、恒例によって市内散策をした。今回は熊本城である。朝、8時半が開門と聞いていたので行くと、「おもてなし武将隊」が門前に居て(写真)開門前にパフォーマンスがあり大変楽しかった。
熊本城は日本三大名城の一つで、加藤清正築城は有名である。特異な石垣の勾配は武者返し(むしゃがえし)と言われている。天守閣まで登り熊本市内を一望した。すばらしかった。学会は大変であるが、わずかの時間で地方の名所・旧跡を訪れるのも秘かな楽しみである。