Created in 0.0170 sec.
 
越智クリニック
 
T:0567 Y:0632 Total:2883938 Online:07
カレンダー
<< 2013.3 >>
SMTWTFS
     12
34 567 89
1011 121314 1516
1718 192021 2223
2425 262728 2930
31      
 
2013/3/21

顔色


「目は口ほどに物を言う」と言いますが、今日のテーマは「顔は口ほどに物を言う」です。薬剤師の猪越恭也教授の論文より引用します。中医学では内臓を生理機能ごとに五臓(肝・心・脾・肺・腎)に分けていて、それぞれの不調が顔色に表れると説く。確かに顔には多くの血管が集まっているので血の量や濃さ、熱の変化などが反映されやすく体の不調が表れやすいと思います。親も子供の「顔色」を見て安心したり心配したりしますね。
①肝・・・血液の貯蔵や再生をつかさどる機能が落ちると顔が青くなります。
②心・・・全身に酸素と栄養を送る機能が落ちると赤ら顔になる。
③脾・・・胃腸の働きが落ちると黄顔になる。
④肺・・・弱ると白っぽい顔になる。
⑤腎・・・弱ると顔が黒ずんでくる。
その他、顔色以外にも各パーツに影響が出る。目の充血は精神的ストレスの表れであったり、舌苔がほとんどないのは体液の不足が分かる。胃腸の不良は口に表れ、口内炎や口角炎が出来る。歯の色が灰色がかったり虫歯が増えると腎機能や生殖機能が弱っているサインである。あと鼻の周囲に吹き出物がが出来るときは肺や大腸にトラブルの可能性があり、とあります。顔のチェックで病気の早期発見をしたいものです。

img197


img201


— posted by 越智邦明 at 03:01 pm  

この記事に対するコメントはありません

Copyright 2007 越智クリニック. All rights reserved.  ppBlog is Free & wonderful Software.