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2012/1/10

生姜(しょうが)


ショウガは風邪予防で何度も取り上げてきました。今回はショウガを薬理面から見てみます。ショウガは多年草で、インドが原産地と言われています。日本の文献には平安時代には盛んに栽培されていたと書いています。
ショウガは古くから他の生薬と配合して使われてきました。鎮痛、解熱、鎮咳、食欲増進、新陳代謝の促進といった効果があります。
料理では古くから重要な香味野菜として大いに活用されてきました。ショウガは収穫時期によって特長と用途が異なります。早い時期に葉をつけたまま収穫する葉ショウガや初夏に出回る新ショウガは、柑橘類に含まれるシトラールという成分が多く、薬味というよりむしろ野菜感覚で食べられます。これに対して貯蔵した根ショウガは辛味を増し、肉や魚料理の臭い消し、刺身やメン類の薬味、風邪療法、しょうが湯などに用います。
夏は口内に清涼感を、冬は全身をポカポカに温めてくれるショウガ。欠かせない食材の一つです。

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(追伸)
以前にお話した仙台のTさん。Link お家が被災し体調を崩し、年末より当院にて入院加療されている。初めて「被災証明書」を見た。(治療費は無料になります)。津波では持ちこたえたものの2回目の地震で倒壊されたそうで、かわいそうでなりません。そのTさんが「先生、今年は仙台は元気ですよ。何でもデパートの売り上げが+50%だそうですよ」と嬉しそうに語った。東北全体が活気づくように祈っている。消費税アップが水を差さねばよいが・・・。

— posted by 越智邦明 at 06:14 pm  

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