これは鼻水が喉に流れ落ちてくる症状です。ふつうは鼻水の一部は流れ落ちますが、大量に落ちる人がいるのです。症状はさまざまで「突然せき込みつらかった」「痰がひどかった」「あおむけに寝ると、鼻水がのどに流れ込んできて眠れなかった」「喘息といわれて治療したが治らなかった」など。
海外では後鼻漏症候群と呼んで、さまざまな症状を引き起こす原因として重要視されています。
原因は花粉症、鼻炎、慢性副鼻腔炎などです。粘膜の炎症により鼻水が大量化しますが、炎症は粘膜の変性を起こし、すると鼻水の粘度が高くなり鼻腔にへばりつき蓄積され、量が多くなったところで喉に押し出されるのです。
ふつう鼻の粘液は15~30分で全部入れ替わりますが、後鼻漏の人はそれがうまくいかず、痰が絡みやすい。30分以内に2回以上エヘン虫が出る人は、要注意とされています。
気になる人は専門医に診てもらうことです。
(追伸)
ゆうちゃんは、1人歩きが出来るようになってから活動範囲が広がり、また座っても安心感が出てきました。