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2008/8/28

花火


夏といえば花火。私も幼少の頃から大好きです。今回は花火の歴史について調べてみました。
ハナビストの冴木一馬(さえき かずま)さんの著書を参考にしてみます。花火の元になる黒色火薬は唐代の中国で発見されました。その後、西欧へ広がり13世紀初頭では戦いの兵器として利用されました。
日本には1543年、種子島に鉄砲が伝来してから火薬が広まっていきました。日本で最初に花火を見たのは天正17(1589)年、米沢城で伊達政宗が上覧しました。その後、家康は慶長18(1613)年に、駿府城で見ました。新らし物好きの江戸の人々に花火は大人気になり花火はやがて火災の原因ともなり、何回も花火禁止のお触れ書が発せられました。
八代将軍、吉宗の時代、はやり病と大飢饉がおそいます。多くの死者を弔うために享保18(1733)年、疫病退散を祈願して大川で花火を揚げました。これが現在の隅田川花火大会の原点です。やがて川開きの初日には花火を揚げるようになり、日本の納涼花火文化へと発展しました。さて日本の花火技術は世界一だそうです。理由は①真円になること。②芯があること。③色が変化すること。
いま世界中で紛争が絶えません。同じ火薬でも兵器を作るのではなく、花火を作ってみんなが楽しもうではないですか。

— posted by 越智邦明 at 01:23 pm  

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