小さい頃から「物をよく噛んで食べろ」と言われ続けてきたが、はたしてどんなメリットがあるのだろうか?
今から100年前に米国の時計商フレッチャー氏が実践したという「噛む健康法」によると、食べ物をよく噛むことを実践したところ、体重が40㎏近く減り、運動能力も信じられないくらい上昇したとある。
現代人はそしゃく回数が少なく、昭和初期の半分ぐらいしか噛んでいない。食べ物をよく噛むと脳の血流が増え、眠気が抑えられ脳の働きが活発になりボケ防止になる。ストレスも解消される。「自分はよく噛まなくてもおいしく食べられる」と言う人は、味付けの濃い物を食べている証拠で、塩分や糖分の摂取が多く高血圧や糖尿病などを引き起こす可能性があります。
噛むと満腹中枢を刺激するだけでなくカロリーも消費するのでダイエットにもつながる。国立健康・栄養研究所の発表では「とくに硬いものを食べている人ほどウエストが細い」とあります。
次によく噛まないと食べ物が胃に渟留する時間が長くなり発がん物質を含む食べ物の場合、胃ガンのリスクが高まることが分かっています。さらによく噛むと唾液の分泌を促すため、歯周病の予防にもつながることが分かっています。
皆さん今日から、するめを食べませんか?