毎回同じみの顔が集まるのだが、いつも楽しみなのが特別講演会。全国から著名な肛門外科医を呼んで、1時間の講演をしてもらう。今回は久留米の日高大腸肛門クリニック院長の日高久光先生。タイトルは「稀な肛門疾患の診断や治療」であった。なかなか肛門は恥ずかしさもあって発見が遅れることが多い。当院の職員も多くが「おしりだけは先生に見せられない」と頑固に主張する。講演で珍しかったのは、肛門にみられるSTD(性行為感染症)。コンジローマやヘルペスは時々見るが、映像に改めて驚く。肛門掻痒症や膿皮症、毛巣瘻等、多くの疾患を見せられた。又手術も動画で見ると自分でやっている感覚に襲われる。
懇親会で事務局を勤めて下さる、かどた医院の門多健先生に14回も続けてくれているお礼を言った。又来年も会いましょうと。