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2014/1/14

還暦同窓会


愛光学園14期生の還暦同窓会が1月3日、全日空ホテルで行われた。
愛光は創立も我々の生まれ年昭和28年であるから、愛光学園も60周年を迎えたのである。60才の節目に一献傾けようということで、仙波英徳君をはじめ幹事が参加者を募った。
参加者は結局、78名。寄付のみ参加者が21名であった。亀井文雄君(同窓会会長)の開会のあいさつの後、13名の物故者の黙祷が行われた。続いて、中村道郎校長のあいさつをいただいた。中村先生は「われらの信条」(生徒手帳)の中で、「愛と光の使徒たらんこと!」を改めて強調された。全人類に「愛と光」を以て接することを生涯忘れないように、との訓示があった。続いて、愛光学園に寄付金100万円の贈呈が行われた。次に卓話と称して、今井環君(NHKエンタープライズ社長)、石司次男君(JR東日本副社長)、樋口建史君(前警視総監)がそれぞれの体験を踏まえて話をしてくれた。乾杯は93才を迎える、恩師白石一夫先生がされた。我々が高3の時の学年主任でもあった。卒業後、42年経ってお会いした白石先生は、やや歩行がおぼつかないものの大きな声で乾杯の音頭を取られた。その後、恩師として佐々木稔先生、山一保穂先生がスピーチされ、とても懐かしく45年前を振り返った。最後に「校歌斉唱」。3番まで歌ったのは卒業以来、初めてかもしれない。みんな元気よく大声で歌って、学生時代に一瞬であったが戻った。
主席者の近況報告で「平均寿命からしてあと18年しか残りがない」という悲観的な意見の人から「明日の事をくよくよ考えずに今日1日を楽しく生きましょう」という楽観論まで聞かれた。
みなさん是非、同窓会には出席して下さい。何かひとつでも収穫がありますよ。尚、記念品は校章をあしらったタイピンであった。

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(追伸)
先週の「年末あれこれ」の中で読者の方から「集合写真の中に、ゆうちゃんは?」と質問がありました。
私も書くのをうっかり忘れていたのですが、夏同様、誰かの後ろに隠れています。誰でしょう?

— posted by 越智邦明 at 02:37 pm  

2014/1/9

年末あれこれ


年末29日に、ゆうちゃんと娘がやってきた。パパはお仕事で来れなかった。夜、ゆうちゃんと2人でお風呂に入るのが楽しみであり、又、この時の会話でゆうちゃんの生活ぶりが分かるのである。今回は2つの質問をした。
①「ゆうちゃんは男の子は誰が好き?」「いっくんとたいがくん。」「どうして?」「だってゆうちゃんがこのあいだ、ころげた時にふたりとも助けに来てくれたんだよ」「そうか、ゆうちゃんはやさしい子が好きなんだね?」「そうだよ」。どうやらkey wordは「優しさ」のようだ。
②「ゆうちゃんのパパは何の仕事してるの?」「病院屋さん」「何のお仕事をしてるの?」「インフルエンザ屋さん」・・・(笑)。
翌30日は夜、行きつけの料理屋で夕食を息子2人も呼んで楽しくいただいた。食事を待つ間、最初はおとなしくしていたゆうちゃんだが、暇を持て余すと、(昔は泣いていたが)今回は、「みんなじゃんけんをしよう」と次々と指名をして、じゃんけんをして暇をつぶしてくれた。長男ともすっかり打ち解けて有意義な食事会であった。ちなみに帰宅してからはトランプをさせられた。ゆうちゃんはハートが好きで、ジョーカーは嫌いとの事。
翌日31日大晦日は、ゆうちゃんはパパの待つ宇和島へ帰っていったが、我が家は生まれて初めての親子3人での大晦日ゴルフを奥道後GCで行った。家内の「親子3人でいつかはゴルフをして」という夢を叶えることが出来た。そして夜は、恒例のSさんからいただいたドンペリで乾杯をして、2013年を無事に終えることが出来ました。また2014年もいい想い出をたくさん作りたいものです。

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— posted by 越智邦明 at 02:12 pm  

2014/1/6

ガールズケイリン


皆様、明けましておめでとうございました。楽しい年末、年始を過ごされたでしょうか?
さて、年の瀬の12月28日(土)に、再び競輪場に病院仲間を連れて行きました。(前回H25年9月19日参照)Link 今回は女性競輪を見るためで、地元で1人頑張っている松尾智佳(ともか)選手(1988年4月24日生)の応援と面談が目的でした。
インターネットで知識は以下のように得ていました。
子供の頃から家族でマウンテンバイクに乗っていて済美高校2年の時、競輪競技に転向する。スピード感や駆け引きの面白さにひかれアマチュアの大会で入賞を続ける。やがて地元の自転車界を盛り上げたいと松山大に進んだ。しかし自転車部は無く、創るためにかけずり回った。2008年からはガールズケイリンのエキシビションレースにも参加した。身長は155.5cm、ニックネームは「ともちゃん」。A型。モットーは「やればできる」。好きな食べ物は「肉」。・・・。とまあこんな知識を詰め込んで訪問した。
夕刻、5時24分スタート。私はン千円をともちゃんに賭けたが残念ながら2位に終わった。レースの終わった後、升澤君の案内で彼女と集合写真を撮った。初対面であるが、とても明るく気さくな彼女に、又応援しなくてはと意を改たにした。太ももは私の2倍ぐらいあり強靭であった。尚、私の同級生で南海放送の田中和彦君も同伴した。皆、口々に初めての経験で楽しかったと言ってくれた。
是非、競輪界の健全な発展に御協力下さい。
尚、伊藤さん、升澤君の御案内に職員を代表してお礼申し上げます。

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— posted by 越智邦明 at 09:38 am  

2013/12/30

日本酒と温度(その1)


日本酒は他の酒と比べて飲用温度帯の幅が広く、同じ日本酒でも温度を変えて楽しめるのが魅力である。
温度が香味に与える影響は大きく日本酒の持ち味を活かすも殺すも温度次第である。
① 5℃前後・・・スッキリした香味の「生酒」
② 10℃前後・・・淡麗辛口タイプの普通酒や本醸造酒
③ 10~15℃・・・吟醸酒、大吟醸酒など果物のような華やかな香りを持つタイプ
④ 20~25℃・・・コクのある純米酒
⑤ 45~50℃・・・熱燗
また燗酒の作り方であるが、80℃前後の湯に2~3分つけておけばアルコールの輝発の少ないまろやかな燗酒に仕上がる。この「ぬる燗」という温かい日本酒の旨さもぜひ味わって欲しい。
最後に日本酒は下表のように「雪冷え」「花冷え」「人肌燗」といった情緒的な表現も存在するので奥が深いと思います。

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(追伸)
【その1】
年末に長男が、日赤の若手研修医の皆さんを連れて夕食に来ました。いわゆる「おもてなし」をした夜の1コマです。皆さん立派になってなって下さいね。

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【その2】
1年間ブログにお付き合い下さり、ありがとうございました。よい年をお迎え下さい。
新年は1月6日スタートとなります。よろしくお願い申し上げます。
最後に1年を締めて、太鼓をドンドン。

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— posted by 越智邦明 at 04:25 pm  

2013/12/26

忘年会


今年も押し迫った12月21日(土)、恒例の道後のホテルで院内忘年会が行われた。「師走」-坊さんがあわただしく走るといわれる年末だけに逆に盛り上がった。
ナースチームやヘルパーチーム、受付チーム、リハビリチーム等、それぞれが練習を重ねてこの日に備えた。厳しい医療環境の中で1年間、みんなよく仕事をしてくれました。この日だけは色々なウサを晴らすということで無礼講の会となります。表彰式が終わるまで4時間というロングランでしたが、楽しい会に一同満足でした。
また来年もがんばろう。

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— posted by 越智邦明 at 07:40 pm  

2013/12/24

ノロウィルス


寒い季節になり、今年も各地でノロウィルスの集団感染が相次いでいる。激しい下痢や嘔吐による脱水症状で死亡するケースもある。抵抗力の弱い子供や高齢者だけでなく若者も感染するから油断ができない。ノロウィルス感染が12~1月の冬季にピークを迎える理由は、はっきりしていません。ただノロウィルスは高温に弱いため夏場は2~3日で死滅しますが、冬場は1~2週間も生き続けるケースが確認されています。
今の所、抗生物質が効かずワクチンも開発されていない。ノロウィルスは直径38㎚(ナノメートル)と非常に小さく、インフルエンザウィルスの3分の1しかない。その分、手の細かいシワの間などに入り込みやすく、少し手を洗ったぐらいでは落としきれません。おまけに感染力が強く10~100個ほど口に入っただけで感染が成立します。食中毒を引き起こすサルモネラや腸炎ヒブリオは10⁴~10⁵個が入らなければ感染しないことを考えると驚異的です。
さて対策として、①アルコールではウィルスを殺せずせっけんで泡立てて洗い流す。シワの間のウィルスを流すため流水で30秒以上手洗いをする。②高温に弱いので、かきなどの二枚貝は85~90度で90秒以上加熱する。③ラクトフェリンを摂る。ナチュラルチーズや牛乳に含まれる。もともとヒトの母乳に多く含まれるタンパク質で免疫力をアップさせます。
以上、体の外からも中からも感染を防ぎましょう。

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— posted by 越智邦明 at 03:32 pm  

2013/12/19

森林浴


森の中にいると落ち着くーこの森林浴効果の研究が進んでいる。森林浴を楽しむ人々の基点となる「森林セラピー基地」が全国に53カ所ある。そこでは、緑の中でいやし効果を実感している。森林コンダクターの松山繁さんが言う。森林浴の前に参加者の唾液を採取してストレス度をチェック。朝~夕まで、7時間自然を満喫して再びストレス度を測る。おおむね唾液中のコルチゾールというストレスホルモンの濃度が低下し、いやし効果が得られている。研究会の別の論文には次のように解説している。森林の中ではストレス時に高まる交感神経活動が抑制され、副交感神経活動が活発になる。血圧の低下や脈拍の減少など自律神経系の改善が見られ、これがまさにいやし効果です。その要因は森林の樹木が光合成で作り出す“フィトンチッド”という揮発性物質。病害菌に感染しないよう殺虫、殺菌する物質です。フィトンチッドが人体に実に有益で、自律神経を安定させ肝機能を改善し快適な睡眠をもたらすそうです。その他、消臭、脱臭効果もあるようです。
是非、森の空気を目いっぱい吸ってみて下さい。

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— posted by 越智邦明 at 05:33 pm  

2013/12/16

酒場の文化史


海野弘著の「酒場の文化史」(講談社)を読んでみた。
酒は紀元前1万年には初めは蜜、次に果物の発酵したもので造られていたとまず書かれる。やがて狩猟文化になり、紀元前8000~9000年には犬や羊が家畜化したが、まだ住居は洞窟で夜はここでたき火し肉を焼き酒を飲んだ。我々が狭くてすっぽりと包みこまれるような酒場を好むのも、その原形が洞窟であったせいかも知れないと思う。やがて共同体が成立して文化が誕生すると、ペルシャ人は重要な事柄は酒を飲みながら相談する習慣ができた。主人はそのとき皆が賛成したことを翌日、しらふのときにもはかり賛成なら採用、そうでなければ廃案。逆にしらふの時の案は酒の席でもう1度見直した。これなどは現代でも有効な知恵である。
イギリスでは酒場と宿屋はセットで発達し、その度合いによりイン、タバン、エイルハウスと名がつく。18世紀にはパブリックハウスと呼ばれる中流階級のための酒場が姿を現した。〈パブ〉即ち〈公共のための場所〉で、そこはニュースの集積所であり催しの会場であり職業紹介所であり裁判の場所でもあった。条件はパブリックルーム(広間)があること。バーはそこで酒を売る台のことで、カウンターバーはこれが起源。更に、パブをパブリックとプライベートに仕切り、後者が会員制の紳士クラブとなった。高級なサルーン・バーは互いのおしゃれや社交を鏡に映して楽しむ場となり、それが鏡張りインテリアの起源である。フランスでは外に出て街を楽しむカフェ・バーとなる。等々楽しく読みました。何だか今夜は薄暗がりのバーで一杯やりたくなりました。

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(追伸)
12月12日の「下仁田ネギ」を見てくれていた薬品会社のH君から13日、「先生、ネギが手に入りました」と早速いただいたのにはビックリ。H君もブログを読んでいなかったら、どこのネギか分らなかったと。不思議な縁ですね。H君、ありがとう。

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— posted by 越智邦明 at 03:13 pm  

2013/12/12

下仁田ネギ


以前にこのネギは群馬県下仁田周辺に取れること、そして患者Bさんが毎年送ってくれるお話をした。その患者さんも以前に亡くなり入手出来なくなった。Bさん曰く「このネギは真似をしようと松山に植えても育たんのですよ。群馬じゃないとダメなんですよ」と説明をよくしてくれた。(土壌・気候のせいと言われている。)そのBさんがよくしてくれた話のひとつをしましょう。
下仁田ネギは太くずんぐりした形状で、加熱すると甘味が増します。旬は11月からで収穫時期が最大4カ月。まさに冬の植物。群馬の人は寒けがする、いわゆる「冷え風邪」のときにネギが一番と言う。群馬名物「下仁田ネギのすき焼き」を食べると、ネギが体を温めて汗をかき、まさに「風邪よけ」と信頼されているそうです。地元ではその他、たき火の中に放り込んで「焼きネギ」にして食らいつく、といった光景も。12月になると下仁田町のほたる山公園で下仁田ネギのオブジェが光り輝く「ネギミネーション」が点灯されるほど愛されている名物だそうです。下の画像を参照。
地元の人は、すき焼きの中のネギは肉よりとろける味わいでまさに主役とも絶賛するそうです。「殿様ネギ」とのニックネームもあるとか。下仁田ネギは手に入らなくても「冷え風邪」にあつあつのネギを食べましょう。

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— posted by 越智邦明 at 02:25 pm  

2013/12/9

クリスマス梗塞


欧州では「クリスマス梗塞」という言葉がある。クリスマスに暖かいレストランで食事をしてから急に寒い店外に出ると、温度差によって心筋梗塞や脳梗塞を発症するケースが増えることから生まれた言葉です。温度差は血管を直撃するのです。
厚労省の統計では心筋梗塞などの心臓病による死亡数は1月が最も多く、次いで2月、12月、3月と冬季に集中していて、夏季の1.5倍に上る。イギリス医師会発表でも気温が1度低下すると心筋梗塞の発症が28日間で2%増加するとある。
このメカニズムを少し詳しく説明する。気温が下がって寒くなると、人は血管を収縮させて血管内を流れる血液の量を減らし、熱を体外に逃がさないようにします。また代謝を活発にして体温を上げるために、アドレナリンが過剰に分泌されます。血管が縮んで細くなるとポンプである心臓は大きな力で血液を送り出さなくてはなりません。そのため血圧が上がり、心臓の負担が増えます。また冠状動脈が細くなり血液が固まると急性心筋梗塞になります。同じことが脳の血管でも起こります。
自衛策として急激な血圧の変化を防ぐため、寒い日の外出時は厚手の服、帽子、マフラー、手袋等で防寒対策をとって下さい。風呂の脱衣場やトイレも暖めておきたいものです。温かい飲み物も大事です。
前日との気温差が大きい日は要注意なのです。

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— posted by 越智邦明 at 01:03 pm  

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