結論から言うと、野菜→タンパク質→炭水化物の順で食べるというもの。これだけで1カ月で5kgやせた人もいますし高血圧、糖尿病、高脂血症の予防になります。
梶尾静夫博士の論文を参考にしてみますと、空腹時に最初に野菜を食べると野菜の摂取量が増える。満腹感も出てくるので最後の炭水化物の量も少なくなります。
最も重要なのは、食事を始めてからご飯などの炭水化物を食べるまでに10分以上かけて下さい。野菜の食物繊維は炭水化物の吸収を遅くする役割があり血糖値の急上昇とインスリンの分泌を抑えます。インスリンは血圧を上昇させたり肝ぞうで脂肪を過剰に生成する働きもあるため、インスリンの分泌を抑制することで高血圧や高脂肪の予防にもなるのです。過剰なインスリンの抑制は、動脈硬化やアルツハイマー病、がんの予防にも役立ちます。晩酌では“とりあえずビール”をやめてまず野菜を食べる。その後、メインのつまみを食べながらお酒を楽しんで下さい。お茶漬けやメン類などの炭水化物は“締め”に摂って下さい。
(追伸)
幼稚園帰りのゆうちゃん。
こんな恰好で通っているのですね。元気そうです。