さて「にせ」と言えば今、注目されているのが偽バイアグラである。5月に薬事法違反で逮捕された中国籍の男。中国のオークションサイトで仕入れ、ネットを通じて日本人に売りさばいていた。1錠88円。年間400~500万の荒稼ぎをしていた。現在、バイアグラは医療機関では1錠(50㎎)1,500円前後で売られている。ジェネリック解禁で下がると言われているが、だからといって偽物が根絶されるというものではない。もともとED患者は繊細な方が多く「恥ずかしいから」と受診を控え怪しいと分っていてもネット販売で買おうとする。これからは偽ジェネリックをつかまされる羽目になる。バイアグラの発売元、ファイザーなど4社の合同調査(08年8月~09年4月)によると、世界60ヵ国で偽バイアグラが発見されたと言う。
その成分には糖尿病の薬の成分やネズミの駆除剤が混ざっていたケースもあった。さらに問題はネット購入者は副作用が出ても恥ずかしがって病院に行かないのでますます実態がわからないのです。
注意したいのは医師の診療を受けていない場合、健康被害が起きても国の副作用救済制度の対象にならないことを肝に銘じて下さい。
ネット業者を訴えても「個人輸入を代行しているだけ」と責任逃れします。
ED患者は日本に1000万人とも言われています。恥ずかしがっていると命取りになることを覚えておいて下さい。
(追伸)
家内がヨーロッパ特にフランス、イギリスの風景を演奏の合い間に撮ってきました。数枚ですが、何度も行かれた方には懐かしいかも。セーヌ川、エッフェル塔、バッキンガム宮殿等。
最後に次男から慰労の人形が届きました。