温度が香味に与える影響は大きく日本酒の持ち味を活かすも殺すも温度次第である。
① 5℃前後・・・スッキリした香味の「生酒」
② 10℃前後・・・淡麗辛口タイプの普通酒や本醸造酒
③ 10~15℃・・・吟醸酒、大吟醸酒など果物のような華やかな香りを持つタイプ
④ 20~25℃・・・コクのある純米酒
⑤ 45~50℃・・・熱燗
また燗酒の作り方であるが、80℃前後の湯に2~3分つけておけばアルコールの輝発の少ないまろやかな燗酒に仕上がる。この「ぬる燗」という温かい日本酒の旨さもぜひ味わって欲しい。
最後に日本酒は下表のように「雪冷え」「花冷え」「人肌燗」といった情緒的な表現も存在するので奥が深いと思います。
(追伸)
【その1】
年末に長男が、日赤の若手研修医の皆さんを連れて夕食に来ました。いわゆる「おもてなし」をした夜の1コマです。皆さん立派になってなって下さいね。
【その2】
1年間ブログにお付き合い下さり、ありがとうございました。よい年をお迎え下さい。
新年は1月6日スタートとなります。よろしくお願い申し上げます。
最後に1年を締めて、太鼓をドンドン。