さて今回はこの降圧剤の副作用についてお話します。カルシウム拮抗薬が非常に多く出されるのですが、この副作用の中に「顔面紅潮」と「歯肉の腫れ」があります。
Tさん(60才)は、どうも半年間服用しているが歯肉の腫れと口臭がひどい。そこでいったん薬を他剤に変更した所、すっかりなくなりました。統計ではカルシウム拮抗薬の100人に1人の割合で、歯周病の悪化が見られます。もちろん並行して歯科で歯垢除去を定期的に受けたりすることで予防できます。また歯磨きも予防に欠かせません。
私の属する保険医協会では、医科・歯科のネットワーク交流会でこういった医科と歯科の両方に顔を出す病気の勉強会をして情報を共有しています。
参考にして下さい。
(追伸)
ゆうちゃんの続報です。
幼稚園姿も様になってきました。
さて話は変わって、4月10日に当院の誇る(?)男性看護師、中西純平君に女児が元気一杯に誕生した。職員の子供は私にとっては孫。ますますにぎやかになりました。