Created in 0.0087 sec.
 
越智クリニック
 
T:0668 Y:0632 Total:2884039 Online:108
カレンダー
<< 2013.3 >>
SMTWTFS
     12
34 567 89
1011 121314 1516
1718 192021 2223
2425 262728 2930
31      
 
2013/3/25

くいしばり


医科・歯科境界領域の注目病変に、歯のくいしばりによる「頭痛」「耳鳴り」「肩凝り」などの病状があげられている。
血圧も正常、肩こりもないのに頭痛が取れないで調べてみると、歯ぎしりであった例がある。
日大歯学部講師で「もろずみ歯科」の両角旦院長はこう言う。「睡眠時の歯ぎしりだけでなく起きているときも無意識に歯を強くかみしめている〈くいしばり〉をしている人が急増しています。歯と歯を接触させて強い圧力がかかると、歯の根元が炎症を起こしたり細菌感染をしやすくなり歯周病が進行します。また咬筋やそしゃく筋の異常緊張によって頭痛、肩こり、腰痛、耳鳴り、めまい、顎関節症といった症状が出てきます」と。
最近はパソコン画面に向かい集中して作業する人にも〈くいしばり〉の被害が目立っているという。
両角氏によるとチェック方法として、左右の頬の内側に歯が当たる部分に沿って一筋の線ができて盛り上がっていないかどうかを鏡で見たり舌で触れてみて確認して下さいということです。
歯のかみ合わせが原因なら、マウスピース等もあります。自分でくいしばっているなと感じる人は、作業を中断して休憩する、或いはガムをかむのも効果的です。緊張を和らげることができますし、口腔内も洗浄できます。
〈くいしばり〉がないか頭に置いておいて下さい。

img186


— posted by 越智邦明 at 05:12 pm  

この記事に対するコメントはありません

Copyright 2007 越智クリニック. All rights reserved.  ppBlog is Free & wonderful Software.