今年も2月23日(土)、母校のA組クラス会が赤坂Bizタワー前の「さかな竹若」で開かれた。26名のうち12名の出席であった。1年ぶりであるが、今年は還暦を迎える友人も多く、ついつい定年やら、ぐち話が多くなってきた。H女史は昨年、右前腕の橈骨骨折を起こしopeを拒否してギブス固定で治したが、右中指が曲がりにくくなってペットボトルを開けるのに難渋するようになった。小児科開業もしんどくなったと。I君は三重で内科開業医。1日130人の外来と80人の往診患者を抱え、全く休みが取れないのと腰痛がひどく新幹線もコルセットなしでは乗れないと辛そうであった。末娘が医大の1年生なのだが、とても年齢的に継いでくれそうにないし不安があると言う。O君は去年も書いたが不妊治療専門の婦人科医。勤め先の年間患者数が昨年度は2000人であったと言う。その数に驚くと、新宿のある施設は年間2万7千人と言うから、いかに不妊治療が隆盛かが分った。耳鼻科のI君は、開業医だが昨年のゴルフ回数が100回に達したと言う。休みの日は必ずゴルフでHCは4であると。年間10回程度の私とはケタが違う。今は花粉症で忙しいが、この時期を逃すと稼ぐ時はないのが耳鼻科医だと本音もチラリ。幹事の耳鼻科医O君は来年で終に大学病院も定年退職。次に行く所が決まっていないのが不安であると嘆いていた。
総じて開業医は体力の不安と後継者の問題、勤務医は定年の問題でみんな悩みを打ち明け合った。お互いに健康で来年も再会しようと誓い合って赤坂を後にしました。