その中で「楽観主義」について次のように解説している。
「楽観主義は健康にいい。アメリカの有名な心理学者セリグマン博士は、楽観主義について長年研究した結果、例えばスポーツなどにおいて同じ程度の力量の者がいたとすれば、悲観的な考え方をする人よりも楽観的な考え方をする人の方が良い成績を残している。これはスポーツに限らず、学問でも仕事でも人間関係でもありとあらゆる局面で、楽観主義的に生きていくことが良い結果につながっていくということである。楽観主義者とは原則的に、良いことが起きるのは自分の能力とか人柄のせいであり、悪いことが起きるのは、他人とか環境とか運とか、つまり自分のせいではないと考える人のことである。しかも良いことの起きる原因は、いつでもどこでも起きると考え、悪いことの起きる原因は、限定的で一時的、つまり特定の条件でたまたま起きるに過ぎないと考えるのである。ただ楽観主義が万能かというと唯一、悪い結果につながるケースが例外的にある。それはギャンブルである。」と。
さて結論だが、ゴルゴ本人に聞いてみると「俺には悲観も楽観もない。あるのは事実だけだ」。どこまでもクールなゴルゴです。
(追伸)
最近のゆうちゃん。ハイハイがとても早く、音に合わせて手をパチパチが得意です。月や星を見つけて指をさして、あーと教えてくれます。