ウィンタースポーツと言えば一番に浮かぶのがスキー。愛媛県人にはなじみが薄いが、今日はスキー大好きのD君の話。今年も、新潟まで元気よくスキーに出掛けた。D君はゲレンデに着いた時、ゴーグルを忘れたことに気付いたが「まぁ、いいか」でスキーに没頭した。その夜の事である。D君は突然、まぶしさと激しい眼痛に襲われた。目は充血し涙があふれ、激痛で目があけられなくなったと言う。あわてて救急病院へ行ったが診断名は「雪眼炎」。俗に「雪目」と呼ばれている。紫外線によって引き起こされる表層角膜炎である。雪山は強い紫外線にさらされる。これは海水浴場や高山などでも起こる。治療は点眼麻酔薬で痛みをとり、薬治療をすればたいがい1~2日で治る。
たかがゴーグル、サングラスというなかれ。
目は本当に大事です。