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2010/1/7

正月のアクシデント


今年は長男は12/31~1/2の、ゆっくりの休暇を取って帰っていた。恒例の1月2日の「三越詣で」を午後に控えゆっくり昼食をとっていた。すると階段の方で「ギャー」と悲鳴が。何と家内がこけて口の中を切ったのだ。よーく観察すると、裂傷で縫合が必要だった。外科医のひよこの長男に「縫うか?」とアイコンタクトを送り、うなずく長男を連れ直ちに病院へ行った。落ち着かない女房殿を次男が手を握って抑えつけ、手術を行った。吸収糸で(おそらく2針必要と思われ)私がまず1針、次に交代して長男が1針縫合し、親子リレーは完成。
かねて女房殿は「長男の外科技術訓練のためなら私の体は提供するよ」と言っていたから、その願いは一応叶ったわけだ。江戸時代の外科医、華岡青洲の「妻」ならぬ「母」である。この「妻」の話は過去に何回もドラマ化されているから御存知の方は多いと思う。さて、長男のテクニックを見ながら自分の研修医の頃を思い出した。
「なかなかやるじゃん」。これで、はたして長男TOMOは平成の「華岡青洲」になれるだろうか?
その後、念願の三越へ行き、ベルトと靴下を買った長男は最終便でさっそうと帰京していった。
正月のちょっとしたアクシデントであった。

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— posted by 越智邦明 at 09:39 am  

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