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2008/9/10

海外労働力


7月14日にインドネシアとの関係を書いた。経済連携協定(EPA)に基づいて看護士、介護福祉士、205人が来日した。現地の約10倍の給料が魅力的でなおかつ高度な医療技術が学べ治安も良い日本では、彼らにとっては天国の職場である。
一方、受け入れる日本はというと、日本国内の介護労働者は2000年の55万人から06年には117万人と倍増したが厚労省は160万人が必要とみている。それも介護職の離職率は21.6%と全産業平均を5%も上まわり、人手不足が慢性化しているからだ。
介護職で4年、看護職で3年以内に日本の国家試験に合格すれば就労続行が可能である。しかし問題は言語の壁。次に文化の壁。インドネシアの大半がイスラム教徒で毎日の礼拝が欠かせないほか豚肉も禁止である。
みなさんの御自宅に、はたしてインドネシア人がやってきてトラブルなくやっていけるだろうか?私は一抹の不安を持っている。うまく行けば医療、福祉の人材不足が一気に解消されるのだが・・・。

— posted by 越智邦明 at 10:40 am  

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