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2013/4/1

診察室こぼれ話(2つ)


1.禁煙
50才の患者Bさん。ある時「もう30年も1日20本タバコを吸っているから、今さらやめても関係ないよね?先生」と質問されました。禁煙すると果たしてどれくらい寿命が延びるのか?まさにこの答えが米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」の電子版に載った。
それを読むと、34才以下で禁煙に成功すると禁煙していた人と同じ生存確率になったと言う。要するに間に合った訳です。そして35~44才の禁煙組は9年寿命が延び、45~54才で4年延びるそうです。ちなみに喫煙者の平均寿命は喫煙経験のない人に比べて10年以上短いのは周知の事実。少しでも長生きしたかったら中高年になってからでも禁煙を始めて下さい。

2.血精液症
38才の患者Dさん。診察の前日、SEXのあとにコンドームを見たら精液が真っ赤。驚いて外来にやって来ました。精液は前立腺や精のう腺で作られる分泌液だが、前立腺や精のう腺の炎症があると血液が混入することがある。もちろん結核や悪性腫瘍の可能性もあるので公立病院泌尿器科へ紹介した。CT・MRI・細菌検査等の結果、異常なく数週間で自然治癒しました。


(追伸)
ゆうちゃんは桜の下で色々なポーズをとるようになりました。幼稚園の遠足をきっかけに泣かずにバスに乗るようになったとか。快活に育っているようでほっとしています。

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— posted by 越智邦明 at 05:21 pm  

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