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2012/10/25

リーダーシップ


トーマス・カーライル(1795~1881)を御存知でしょうか。大英帝国の有名な歴史家、評論家です。例えば「沈黙は金なり、雄弁は銀なり」とか「失敗の最たるものは失敗を自覚していないことである」等の数々の有名なフレーズを残している。
さて今回はトーマスの「英雄崇拝論」の中から「リーダーシップ」について書いてある所を引用します。
人の上に立つ者は常に孤独である。誰にも頼れない。自分を守ってくれるのは自分だけである。だからまず何よりも自分自身をよく知り、強い自分を創っていかなければならない。強靭な精神力を鍛えあげるのは目標に向かって何が何でもやり遂げたい、やらなければならないという熱い欲求である。自分の行動を正しいと信じ、とことん諦めず一歩一歩前進していこうする情熱である。苦しさや困難に屈しようとしない精神力、不退転の決意が信念である。信念をもって行動している人々は美しく見える。人の気持ちを惹きつけて離さない。
次に、信念はあっても信念だけでは他の人はついてこない。信念を支える実力がなければならない。また人生について人間について深く考え理解して他の人々のために働く心の広さもなくてはならない。燃え盛るような信念と実力が面々と相まって実践が行われる時、強烈なリーダーシップが生まれてくる。黙っていても人はついてくるだろう。(以上)
さてここからは私の追加ですが、リーダーとしてとても大事なものは恩知識です。当院では朝礼でいつも話すのが「感謝の念」です。恩を忘れてしまう人は謙虚に学ぶ姿勢を失い、リーダーがそうなると組織は崩壊です。「ありがとう」の一言。忘れないようにしたいものです。

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— posted by 越智邦明 at 05:39 pm  

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