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2012/2/6

脳細胞と食生活


人間の脳は40%がタンパク質、50%が脂質でできている。脳にとってブドウ糖がガソリンなら、タンパク質を原料として合成される神経伝達物質はバッテリーに当たる。
タンパク質が不足して神経伝達物質が合成されなければ脳はバッテリー切れを起こす。その状態がうつ病です。
現代人は手軽にパッと食べられる炭水化物で腹を満たす人が増えている。パン、ラーメン、うどん、スナック菓子といった精製された糖質を取りすぎると血糖値が急激に上昇します。すると体は血糖値を下げようとすい臓からインスリンを大量に分泌し、今度は血糖値が一気に下がって脳にブドウ糖が供給されなくなってしまう。そこで今度は血糖値を上げるホルモンのアドレナリンやノルアドレナリンが分泌される。アドレナリンはイライラや攻撃性を高め、ノルアドレナリンは不安や恐怖感を強くする。そして、うつ病やパニック障害を発症しやすくなる。
こう考えていくと、肉、魚、卵、乳製品などタンパク質を多く含んだ食品を意識的に食べることがうつの予防になります。小腹がすいたらナッツやチーズをつまむことも大切です。

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— posted by 越智邦明 at 04:50 pm  

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