人口の高齢化に伴い、収縮期高血圧(収)が注目されるが最初に来るのは拡張期高血圧(拡)であることに注目する必要がある。即ち若年時の純(拡)は、壮年以降の本態性高血圧にほぼ間違いなく進展するということです。従って我々は純拡張期高血圧に十分介入しなければならない。
(拡)は外来血圧は80mmHg以上を言うが、家庭では85mmHgを超えたら診断すべきである。その時に(収)がたとえ正常でも介入の対象です。
さて介入ではまず生活習慣の改善です。肥満の是正、運動負荷、アルコール制限、禁煙、食事(低脂肪、低食塩、野菜や果物の摂取など)の改善が大事です。
肥満は特に要注意です。くれぐれも下の血圧が上がってきたら若くても要注意です。薬は新薬がいくつもあります。
(追伸)
10月のとある日よう日、すがすがしい秋風のもと、奥道後GCに行きました。写真はインの13番、ショートホールから瀬戸内海を見た次男とのツーショットです。
年に何回か、はるかかなたまでくっきり見える日がありますが、当日がまさにそうでした。次男の230ヤードショットに圧倒された1日でした。いつの間にか世代交代。悲しいかな。