当日は朝から私もTVにくぎ付けであったが、優勝した城武雅さんは私の愛光高校の後輩であった。TV中に何回も「愛光→東大卒」と繰り返し連呼されたが、愛光OBとしては大変嬉しかった。さて肝心の中西君。直前に腰を痛めて、私をはじめリハビリのスタッフも集中治療を行ったが大変心配した。初マラソンであり、仕事の合間のわずかな時間で練習の毎日。さぞかし不安で一杯だったろうと想像する。しかし5時間3分で完走してくれて、堀之内のゴールに集まった職員や患者さんから一斉に歓声が起こった。記念写真を撮ったが、その場に西条の御両親も更におばあちゃんも駆けつけ、私と初めての御対面。本当は家族の方々は「来ない」と言っていたそうだが、やはり親である。お母様も「ゴールまでは本当にはらはらどきどきでした」と安堵の表情。1月の南海テレビの中で話していた「ある障害を持たれた患者さんとの約束」を、完走という形で果たせて、私も心から嬉しく思いました。
来年も挑戦するそうです。頑張って下さい。
(追伸)
写真、両脇に居るのが御両親です。