Created in 0.0166 sec.
 
越智クリニック
 
T:1355 Y:1475 Total:2887810 Online:24
カレンダー
<< 2008.11 >>
SMTWTFS
      1
234 5 6 7 8
910 11 121314 15
1617 1819 2021 22
232425 2627 2829
30      
 
2008/11/7

診察室(その1)


ある入院患者(男性)が、夕食の時に胸を叩いて苦しみ出した。あわてて駆けつけた。何かがつまっているようだ。緊急内視鏡を行った所、何とレンコンが食道にピタッとはりついている。かなりの大きさで、よくかまないで飲みこんだようだ。救急病院へ搬送したが相当難渋して取れそうもないとの一報。その後、結局胃カメラの生検鉗子で少しずつかじっていって、小さくなって下へ落ちたと報告を受けた。高価な生検鉗子がそのために3本ダメになって婦長から厭味を散々言われたと後日Dr.から聞いた。申し訳なく思う。イモ類等は水で柔らかくなって下へ落とせるが、レンコンはそうはいかない。私もいい勉強になった。レンコンを食べるたびに注意するようになったのは言うまでもない。

— posted by 越智邦明 at 03:46 pm  

この記事に対するコメントはありません

Copyright 2007 越智クリニック. All rights reserved.  ppBlog is Free & wonderful Software.