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2008/8/25

オリンピック


熱狂的な応援の毎日。オリンピックが終わった。1つでも金メダルを取った国が50ヵ国にも達すると言う。それは、常連国に限らずスポーツの裾野が全世界に広がっていることを意味する。その意味で、今回ジャマイカを取り上げたい。ジャマイカは昔から陸上では卓越した選手を数多く輩出してきたが、貧富の差の激しい国ゆえ、一流アスリート達が国外へ流出してきた。そのためジャマイカ人が取ったのにUSAのメダルとなったりしてきた。ところが近年、ジャマイカは方針を見直し自国でアスリート達を育ててきた。今回何といっても大注目はウサイン・ボルト。100mが9秒69、200mが19秒30で短距離2冠を世界新記録で達成した。2冠はカール・ルイス以来24年ぶりの偉業。さて専門家に言わせると中南米の選手の腸腰筋の大きさは日本人選手の3倍あるといわれ、これが実力差の決定的な要因だそうです。腸腰筋には骨盤を正常な位置に保つだけでなく、地面を蹴った後の足を前方へと引き戻す働きがある。どんなにがんばってもここはDNAの差があるのです。さてボルトは196cmと長身。背の高い選手はスタートが不利と言われているがボルトは独特の走法と訓練でこの不利を克服した。すばらしい。近い将来100mを9秒50台でー 決して夢ではなさそうだ。

— posted by 越智邦明 at 11:17 am  

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