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2010/5/31

食あたり


感染性腸炎、いわゆるおなかの風邪は最近、年中見られるようになった。代表格のノロウイルスなどが潜伏期が1~2日間に対し、生肉による食あたりの原因菌、キャンピロバクターは2~5日間と長い。
居酒屋でユッケ、牛レバー刺し、鳥わさなどの生肉を食べる人が多い。最近注意が必要なのが鶏、牛、豚などの腸管内に生息するキャンピロバクター菌による食中毒である。下痢、発熱、腹痛が1週間ほど続く。発熱もあり、おなかの風邪と鑑別が難しい。食中毒は死ぬことはめったにありませんが体力、抵抗力のない高齢者や子供は気をつけなければなりません。基本的には生肉は食べないことです。鶏肉のみならず最近人気の豚しゃぶも気をつけないといけない。サルモネラ菌は75度以上の温度に1分以上さらすと死滅しますが、最近の人は豚を数秒さらしただけで食べることが多いのも事実です。
是非用心して下さい。

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— posted by 越智邦明 at 12:55 pm  

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