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越智クリニック
 
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2010/7/20

政治に思うこと


「医師はあまり政治にかかわらない方が良い」と昔、教授に教わった。しかし、いくつかの主張をしてみたい。
今回の民主党の惨敗の原因は見かけは、消費税問題だが私はやはり鳩山さんの公約違反が相次いだことだと見ている。マニフェストで自民党には出来ない事だと、いくつもの論点を掲げ前回選挙で圧勝した。しかしどれも約束を果たさなかった。子供の教育上もよろしくない。「大人は簡単に約束を破るんだね」。
私は社会保障の充実のためには、消費税増税はしかたがないと考えている。年金、医療、福祉どれも国民の生活基盤だからである。
更に私は保険医協会の理事として、窓口負担額の減額を訴えている。サラリーマンの皆さん、その昔、サラリーマンは窓口負担0だったことを覚えていますか?いつのまにか1割→2割→3割と上ってしまった。小泉元厚相が深く関わったことを忘れている人も多い。フランス人ジャーナリストが「フランスだったらストが起きている。本当に日本人はおとなしい」と皮肉られたことが忘れられない。
そして不況の突破口として私が一番言いたいのは、雇用の確保である。当院を訪れる愛大、松大の学生達がみんな就職がない、と不安を訴えている。しようがなく大学院に進む学生も多いが、仕送りする親も大変である。ここは政府が雇用確保のため税金で国営施設を造って、働きたくても仕事場のない人達を一気に吸収すべきである。安定した仕事場に就けば当然消費も増えるし、子作りにも励める。少子化対策にもなる。
政治家達には、そこにある危機に目覚めて欲しい。

— posted by 越智邦明 at 01:44 pm  

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