ワイン、焼酎に押され年々消費量を減らしているウイスキー。国内のメーカーは拡販に力を入れている。私の学生の頃にはむしろ高嶺の花であった。大原麗子の「少し愛して 長く愛して」や「ランバンビラン シュビラディ」のCMも懐かしい。
ウイスキーは高度経済成長と共に歩んできた。ところが83年に年間38万klでピークだった消費量は06年には5分の1の8万klにまで激減。これはウイスキーにとどまらず最近の若者はビールも清酒もやらなくなった。
ウイスキーの1人当たりの消費量が多いのは1位東京、2位北海道、3位青森県、4位宮城県、5位山形県と雪国の寡黙な男たちにウイスキーは似合うようだ。
もっとも日本のウイスキーは今や世界1。2008年4月、英国で開催された「ワールド・ウイスキー・アワード」でニッカの「余市1987」がシングルモルトの最高賞を受賞し、英紙タイムスがスコットランド人がハラキリするマンガを掲載したほどの衝撃を現地に与えた。
麻生首相のお気に入りはスコッチを代表する「ザ・マッカラン」小沢一郎代表は「ジャックダニエル」。
たまには皆さんウイスキーはいかが?