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越智クリニック
 
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2009/3/19

こげ茶色


こげ茶色は夫婦関係を円満にしてくれるカラーです。茶色は物事の判断を堅実にし、地に足がついた方向へと誘導します。これは人間の精神世界の原形に由来しています。ふだん、コンクリートに囲まれて生活をしていても人間の本能に刷り込まれているのは自然の情景。だから土をみて自然に触れると癒されるのです。その自然の中で茶色は“原点回帰”の色であり、その茶色がさらに濃くなった「こげ茶色」からより安定感が得られるのは至極当然なのです。
こげ茶色の土に触れて家庭菜園でも夫婦でしてみて下さい。夫婦円満間違いなしです。

— posted by 越智邦明 at 05:02 pm  

2009/3/16

エージレス(脱酸素剤)


お菓子の袋の中にいつも見かけるエージレス。これは密閉容器の中の酸素を吸収して酸素ゼロの状態を保ち食品のカビ、酸化変色、害虫を防止して作りたてのおいしさを保つものです。今日はこのエージレスについてのお話。
患者さんからいただいたお菓子を食べていて気付いたことは、エージレスがお菓子にくっついた状態は良くないということ。昨年の話だが80才の老人が胸が痛いと言って来院したので胃カメラをした所、胃内にエージレスのシートがみつかり、シートには「食べるな」という注意書きが書いてあるのが内視鏡からも見えた。内視鏡的に取り出したが、この老人のように一緒に飲み込んでしまう可能性がある状態は改善すべきである。事実、松山のお菓子専門店I社のはエージレスを袋に密着させていてはがれないようにしてあった。こういう所にも食品業者は気配りをすべきだと思うが、いかがでしょうか?「食の安全」-大事です。

— posted by 越智邦明 at 02:03 pm  

2009/3/12

体温計


冬場、感冒で来院した患者さんの問診欄に「体温」があるが最近の若者の多くが体温計を持っていない。年々その割合は多くなり、今や学生の8割は持っていない。その都度「一生ものだから買いなさい」と勧めるが特に男子学生はまず買ってくれない。大学入学時に必須品として親が持たせてくれたら、と願っている。
さて体温計には水銀式(アナログ)とサーミスタ式(デジタル)がある。当院も従来は水銀式を使っていた。日本初の水銀体温計は1883年(明治16年)に柏木幸助によって作られた。
サーミスタ式の多くは予測式で数十秒の温度上昇のカーブから最終温度を予測するため正確性に欠けるとして嫌う医師も多いです。
旅行時にも体温計を持っていくと余計な心配をせずに済みます。是非、体温計を愛用してください。

— posted by 越智邦明 at 04:03 pm  

2009/3/11

創立記念日


今日3月11日は当院の創立記念日。
22周年になる。「よくまあ、22年もやってこれた」というのが正直な感想です。
22年間ずっと居るという職員は居らず、多くのスタッフが入れ替わった。女性の職場ならではかも知れない。その昔、27才の時、福島県の太田総合病院の上司、三浦先生から「越智君、人間は暇になるとロクな事を考えんよ。忙しく働きなさい」と言われ、その教えを守って忙しく働いてきた。何とか元気で30周年を迎えるのが当面の夢です。みなさん応援の程、よろしくお願いします。

— posted by 越智邦明 at 04:06 pm  

2009/3/10

ひな祭り


女の子の健やかな成長を祈念する行事としてひな祭りが現在も広く行われている。
これは五節句のひとつである。1月7日の人日の節句、3月3日の上巳の節句、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕、9月9日の重陽の節句がある。
これらは中国から伝来した行事で1月を除き、奇数の重複となっているが、これは中国の陰陽の考えに基づいている。陰陽学は1~9までの数字で奇数を陽、偶数を陰と捉えているが、陽の数字が重なる月日は陽の気が強すぎるため邪気が生じて不吉とされ邪気を払うための行事が行われるようになった。上巳では桃の木を飾り、白酒を飲み、端午では菖蒲や菖蒲酒、七夕は竹、重陽は菊花を飾って邪気を払った。
さて患者の小4のN子ちゃんが、「どうして5月5日は休日なのに3月3日は休日でないの?お兄ちゃんに比べて不公平だ。」と私に抗議してきた。早速調べてみたが、その理由は不明であった。一説には気候の温暖な5月5日の方が優先された、とあるがN子ちゃんは納得してくれなかった。そう言えば私の誕生月の6月も祭日がないのが私も不満ではある。

— posted by 越智邦明 at 03:31 pm  

2009/3/9

夜間頻尿


夜間に睡眠を中断するような排尿が一度でもあれば「夜間頻尿」と定義される。外来で多いのは、前立腺肥大に代表される泌尿器疾患であるが、最近、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の場合にも夜間頻尿が起きることが注目されている。当院は入院設備があるため、まずナースから「昨夜はすごいいびきでした」と報告があり、そこから睡眠ポリグラフィ検査を受けてもらってSASの診断がついた人は多い。文献では「SASの60%~70%に夜間頻尿が出現する」とある。2カ月前に高血圧と頻尿で来院したAさん。1ヵ月かかったがSASと判り、CPAPを始めた所、早朝高血圧も頻尿もすっかり改善した。
皆さんの周りにメタボの人が居れば、日中の眠気や夜間頻尿がないか是非尋ねてみて下さい。SASの早期発見に一役買う可能性があります。

— posted by 越智邦明 at 03:47 pm  

2009/3/6

花粉症


外来でよくある質問に「私は風邪ですか、花粉症ですか?」がある。
生まれて初めて発症した人はもちろん毎年花粉症を経験しても花粉の飛び始めにはわからないものです。それを知らずに市販の風邪薬を服用している人が多いです。さてその見分け方は?
①くしゃみが連続して出る
花粉症は風邪とちがって回数が多く、1度に5~6回はふつう。人によっては尿漏れを起こす人もいます。
②透明で大量の鼻水が出る
花粉症のは透明の鼻水がとめどなく大量に出ます。風邪は粘り気があります。
③目がかゆい
まず花粉症です。
④熱や倦怠感がある
花粉症では高熱は出ませんがやはりアレルギー反応なので熱やダルさが出る人がいます。高熱では風邪や肺炎、インフルエンザを疑って下さい。

いつまでも治らないときは医療機関の受診をお勧めします。

— posted by 越智邦明 at 08:11 pm  

2009/3/5

赤と白


日本では競争するとき赤と白に分かれて対戦することが多いですが、これは日本独特の風習だそうです。思い出せば小学校の運動会、騎馬戦もそうでしたし、大みそかの紅白歌合戦もそうです。さて日本古来の色彩観によると赤と白はともに清き心、誠の心の印といわれています。赤は“血”、白は“乳”の意であり、どちらも人の“命”の根源であることから赤と白のコンビは日本人の心や誇りを懸けて戦う際に使われてきました。この組み合わせは色彩心理学的には自信にあふれ、心が躍動しジッとしていられず、まさに行動を起こさんとするときに現れます。源平の合戦で源氏は白、平家が赤ののぼりの旗を掲げたのも道理なのです。
世は不況、不況と言われますが落ち込んでばかりもいられません。目標に向かってやる気を起こす際には命の根源である赤と白を下着や小物に取り入れていざ出陣!

— posted by 越智邦明 at 09:23 am  

2009/3/4

くに~ず新聞


くに~ず新聞Link  2009年 春号Vol.30 を掲載しました。
 
左のメニューの くに~ず新聞 をクリックするか、ここLink をクリックして御覧ください。

— posted by 越智クリニック at 08:30 am  

2009/3/3

同窓会


2月28日(土)に東医歯大医学部卒業30周年ということもあり東京の同窓会へ出席した。
日本橋近くの「松江の味」と称した皆美(みなみ)という料理屋で行われた。30年前にタイムスリップしたみんなの顔。各々の自己紹介では、さまざまな科で一線級の仕事をバリバリこなしているのが分ったが、ひときわ目立ったのがO君(産婦科医)。2年前にヘッドハンティングされ不妊専門の施設に勤めていて年収3,000万円。世の不況とは裏腹にこの業界は活況だそうで、Dr.が5人。ナースも30人。胚培養士も50人。お産はせずにひたすら卵子の着床、発育を目指している。さて、みんなの共通のため息は「あと何年やるか」だった。みんな65才ぐらいを一線の引き際と考えているようであった。さて、くに~ず先生はどうなるのでしょうね?
最後の鯛飯はすごくうまかった。さすが松江の料理だと感心した。また来年の再会を約束して別れたが、私にとっては1年分のエネルギーの貯えが出来て満足な会でした。
その後、偶然、宿泊先のホテルが同じだったので、三重からやってきたI君とバーで飲んだ。彼とは下宿も近かったせいか麻雀はじめ本当によく遊んだ。今は5人の子供を持つ立派な父親。内科で開業して15年になったと言う。彼のいる志摩は医療過疎が進み、救急病院へ搬送するのも一苦労だとぼやいていた。話は子供の事に及び、「子育てはお互いに大変だ」と、時を忘れて話し込んだ。注文した「バランタイン12」はとても美味しくグイグイとやってしまった。胸襟を開いて話し合えたI君とは又、来年も会いたいと切に願っている。
24時間も居なかった東京出張であったが、ふだんは得られない刺激を得てリフレッシュされました。
みなさんも同窓会には是非出席して下さい。

— posted by 越智邦明 at 04:09 pm  

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