タマネギは切った時に鼻がツーンとしてきます。これは栄養素の「硫化アリル」でコレステロール値を下げたり、血管内の血栓を溶かす効果があり、これによって血流と新陳代謝が促進され内臓脂肪の燃焼も促進されます。欠点として硫化アリルは熱に弱いため、加熱調理するより生食の方が効率よく摂取できます。だから新タマネギは生で食べるべきです。手早く切って酢やドレッシングで味付けしたサラダが最適です。どうしても生タマネギが苦手という人は、刻んだタマネギを1時間ほど放置してから炒め物などに使うと硫化アリルは酵素と反応して熱で分解されにくくなります。
さて硫化アリルはその他、胃液の分泌を促進し食欲増強や滋養強壮に役立つほか肉の臭み消しや殺菌能力もあるため口臭予防にもなります。
新タマネギで新陳代謝と血流を促して体温を上げれば免疫力アップにも役立ち、ひいては新型インフルエンザに備えることもできます。是非召し上がって下さい。