同窓会は各先生の生きざまを見るいい機会なので、積極的に参加しています。高知のF先生は開業27年目と。上には上が居るものだと改めて感心しました。U先生は70才であるが、息子(38才)が4月に帰ってきて整形外科医院をやるということで、喜色満面であった。医院の名前は何がいいか等、みんなで話しあった。ゴルフが趣味で自分の所は黒潮カントリー、土佐カントリーが近いので是非今度一緒に回りましょうと誘われた。ゴルフと言えばU先生は昨年、黒潮カントリーでプレー中に携帯が医院より鳴り、患者が腹痛を訴えていると連絡がありました。こんな時に医師は困りますが、U先生は思い切ってプレーをやめ患者宅へ往診。すると腹膜炎を起こしており、直ちに救急搬送しました。結果は「特発性S状結腸穿孔」でopeになって一命を取り留めたとか。U先生のそんな秘話に、私も改めて身がひきしまる思いでした。M先生は高知でも有名な近森病院に勤めている。医師数100人というから本当に驚きである。S先生(女医)は40才と若い。夫も医者で10才と8才の子供を抱え、子育てと勤務医の両方をこなしているスーパーウーマンであった。幹事をしてくれたT先生(女医)は、麻酔科医として経験豊富。そろそろ定年後の人生設計が気になると話をされた。
記念写真を撮った後、2次会は有名な「赤い靴」に集まり談笑した。そして来年の香川での再会を期して散会となりました。
(追伸)
震災に対し外国メディアは「核の大惨事に備えて避難地域を広げよ」「チェルノブイリにならい施設全体をコンクリートで固めて、放射性物質を封じよ」と厳しく指摘している。これに比べて我が国菅首相のリーダシップのなさが露呈している。孤立している人達へは一刻も早く、自衛隊ヘリなどで物資をパラシュート降下していけばいいのだが、一向に動こうとしない政府に苛立ちを覚える。ヘリ視察というパフォーマンスをやっている間に初動が遅れた菅首相。東電批判の前にやる事はたくさんある。さて赤ちゃんが西へ西へと疎開ラッシュとなっている。日本人は阪神大震災の際にも見られたように、危機に直面すると他人を思いやる気持ちが強くなる。世界に誇るべき、互助の精神である。列島パニックが早く収まることを願っている。