フロイトやユングと並ぶ心理学の3大巨頭、アルフレッド・アドラーの思想をもとに話が進む。
(例1)
同僚と3分間立ち話をしたとする。自分がペラペラしゃべるのはストレス発散だが、そのとき相手の時間を3分間奪っていることを忘れてはならない。
しゃべる前に1度、「これは相手のためになるかな」と考えてワンクッションを置く。これだけで互いに貢献し合える人間関係が構築できる。アドラーはこれを「共同体感覚」と呼び、人付き合いに最も大切な感覚だと説いている。
(例2)
相手の欠点が気になって仕方ないとき。
その欠点を長所に置き換える癖をつける。
約束をいつも忘れる相手には「執念深くない人だ」という長所と考える。すると忘れっぽいのではなくおおらかな人に見えてきて、あなたの心もすっきり軽くなるでしょう。
最近、「心理学」は多忙な現代人の心の乱れを解いてくれる学問として需要が激増しています。
時々、読んでみて下さい。