亜鉛は全身のほとんどの細胞に含まれていて鉄や銅と同様、生命に欠かせない元素である。酵素の成分やインスリンの生成、免疫機能や生殖機能に重要な役割を果たしている。
しかし加工食品の増加で、亜鉛含有量が減ってきていると言う。アルコールの飲み過ぎやタバコも亜鉛不足を招く。またストレスが重なると亜鉛がグンと減ってしまう。
先日、Aさん(58才、男性)が来院。「食べ物の味があまり感じない」「抜け毛が増えた」「顔にデキモノができた」etcの症状で来院。亜鉛を測定すると低値で、直ちに治療開始。約1カ月で症状が回復しました。
亜鉛は体の至る所で機能しているから欠乏すると味覚低下、ニキビ、肌荒れ、口内炎、脱毛、インポテンツや不妊症など、いろいろな症状が出てきます。
亜鉛は体内で作られないのがミソで、牡蠣や牛肉など亜鉛を多く含んだ物を食べたりサプリメントで補給するしかありません。
(追伸)
ゆうちゃんは9月に入って沖縄へ家族旅行を楽しんだようです。
水泳にも熱が入ってきたそうです。
良い思い出ですね。