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越智クリニック
 
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2013/1/4

新年のごあいさつ


皆様、明けましておめでとうございます。
中には1月6日までお休みという、うらやましい方も多いと伺います。
今年は私の干支がやってきました。
日本では弁財天が蛇の形をした神として水辺に祀られますが、弁財天は蓄財の神として信仰されています。また蛇は成長の過程で脱皮するため、これを復活と再生の象徴と受け止めたりします。
いずれにしても巳の特徴である「探究心と情熱」を忘れずがんばりたいと思いますので1年間、宜しくお願いします。
下の写真は、私が年末に恒例に行っている行事で、職員の子供達を呼んでささやかなお年玉をあげています。何と言っても将来の日本を背負うのはこの子達ですからエールを送っています。
最後に当院に以前来られていた製薬会社のMRの皆さんから多くの年賀状をいただきました。多くの方がブログを見てくれていて、ゆうちゃんの成長を楽しみにしていると書いてくれていました。ご縁を大事にしたいと思います。この場を貸りて厚くお礼申し上げます。

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— posted by 越智邦明 at 03:41 pm  

2012/12/27

締めくくり


今年もあと4日で幕を閉じる。
院内を振り返ってみると、今年は3月11日に創立25周年を迎えたこと、その他恒例の暑気払い、忘年会、更には10月に25周年記念旅行で九州新幹線に初めて乗って鹿児島は指宿温泉に投宿したことなど想い出は尽きない。
また職員では看護士の中西君が11月に結婚して一社会人として大きく成長したことも当院の戦力充実に期待が持てる慶事であった。
来年も地域医療に貢献できるよう、また26周年に向かって頑張りますので応援よろしくお願いします。
最後に、ゆうちゃんに声援を送ってくださった方には改めてお礼申し上げます。来年も元気な写真を載せていきたいと思います。
写真はこの間、宇和島に降った大雪の中、はしゃいでいる姿です。
(追伸)
来年度のブログは1月4日(金)スタートです。

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— posted by 越智邦明 at 03:50 pm  

2012/12/25

カレー神話


子供の好きなものベストスリーに必ず入るカレー。しかも健康食というイメージが定着しているが、本当なのか?
以前、くに~ず新聞でカレーのスパイスのターメリック(ウコン)に含まれているクルクミンに、認知症予防効果があると書いた。確かに毎日カレーを食べているインド人の認知症発症率は米国の4分の1というデータもある。しかしマイナス要素を今回は取り上げてみる。
今はイチからカレー粉、スープ、小麦粉などを調合してカレーを作る人は少ない。市販のカレールーを使う人がほとんどである。このカレールーが問題なのである。横浜創英大の則岡孝子氏はこう言う。「市販のカレールーには牛脂やラードなど食用油脂が多く含まれている。固めたりコクやうま味を出すために大量に使われているのでコレステロールが気になる。小麦粉も多く使われていて、ご飯と一緒に食べるとカロリーオーバーになりがちである。乳化剤や酸味料などの添加物も多く必ずしも健康的とは言えない」と。
胃壁が弱く刺激に敏感な人は、胃腸を壊す場合もあります。
「カレーを食べ続けたら健康になる」は、どうやらウソのようです。過ぎたるは及ばざるが如しです。

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— posted by 越智邦明 at 05:47 pm  

2012/12/20

忘年会


恒例の忘年会(総勢29名)が今年も12月15日(土)に行われた。いつもの道後のホテルであるが、勝手知ったる所は芸をやるのも慣れたものである。
私の今年の締めくくりの挨拶のあとは無礼講である。当院はママさんも多いが、1年前から日程も決めてあることと忘年会だけは強制全員出席なので、子供達はみんなそれぞれ、じいじやばあば、親戚等に預けられ独身気分を謳歌するのである。
写真をご覧になって雰囲気を理解いただければ幸いです。

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— posted by 越智邦明 at 10:15 am  

2012/12/17

水泳のリスク


水泳はウオーキングと並んで我々医師も運動の必要な方にお勧めするスポーツの一つである。しかし中年の方では水泳がリスクとなる場合もある。
あるメタボの60才の男性が体脂肪も落とそうと張り切ってプールに飛び込んだ。黙々と25mプールを往復したら、すぐに息が上がり体が重くなった。休憩しようとプールの縁に手をかけて一気に体を引き上げた。その瞬間立ちくらみがして胸が苦しくなり倒れこんだ。救急車で運ばれ、心筋梗塞が判明した。水泳は全身運動で足腰に負担がかからずダイエットにも最適と言われている。しかし実際には、想像以上に体に負担がかかる運動で、持病がある中高年は注意が必要である。実際水泳の突然死リスクはウオーキングの7倍と言われている。
なぜ水泳はリスクが高いのか?
順天堂大学の河合祥雄教授によると「水圧の影響が大きいと考えられます。水中では体に水圧がかかります。深い位置にある下半身には強い圧力がかかり、圧力が弱い上半身に一気に血液が流れ込む。そのため心臓の負担が増すのです。逆に急に水中から外に出て水圧から解放されると一気に血圧が下がる。心臓に送られる血液も減り、一時的に虚血状態になる」そうです。
次に水泳はクールダウンが出来ない。マラソンなら徐々に走る速度を落とすことができますが、泳ぎはそうは簡単にいかない。泳いでいる最中に体に異常を感じた時も対処が遅れてしまいます。だから心臓に持病がある人やふだんから体を動かしてない人は水泳以外の運動を選ぶべきだと思います。

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— posted by 越智邦明 at 09:56 am  

2012/12/13

大動脈瘤


健診で見つからないものに大動脈瘤がある。藤田まこと、畑中純、立松和平さん達が大動脈瘤破裂で亡くなっているので記憶に新しい。
診断はエコー、CTでないとなかなか難しい。大動脈は心ぞうから血液を全身に送る太い血管で、大動脈の壁の弱い部分が膨らんでできたコブが破裂するのが「大動脈瘤破裂」である。予兆はほとんどない。かつ破裂してしまうと手術しか手はなく、死亡率は50%
と言われている。
破裂する場所によって胸部、胸腹部、腹部がある。胸部の場合は激しい胸痛で心筋梗塞と紛らわしい。
コレステロール・血圧・血糖値が高く動脈硬化が考えられる人は、CT検査など検診のオプションでも撮っておくと安心です。

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— posted by 越智邦明 at 02:34 pm  

2012/12/10

ウインナーの袋


ウインナーの袋をみると、袋がパンパンに膨れ上がったパッケージの商品がある。どうしたのだろうか?最初は品質が悪いのかと気になったが、調べて行くうちに理由が分った。
膨れたパッケージには商品が酸化するのを防ぐため、窒素ガスが入っているのです。メーカー業界は“含気包装”とか“ガスパック”とか呼んでいるようです。
しかし、では真空パックというのもあるではないか?それはガスパック、真空パックそれぞれ長所と短所があるのです。真空パックはガスパックよりウインナーの日持ちがよく、又陳列の場所を取らずに済む。
これに対してガスパックは袋が膨らんでいるのでウインナーが圧迫されず形状や食感が変わりにくいメリットがある。ウインナー同士がくっつかないので開封時に取り出しやすいのも利点です。
少量をパッケージしたウインナーの場合、主婦が朝食や弁当を作る際に手早く取り出せるよう、ガスパックを用いることが多いそうです。
逆に真空パックは内容量が多いパッケージや高級ウインナーです。
客の使い勝手を考えて使い分けているようです。

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— posted by 越智邦明 at 05:51 pm  

2012/12/6

クルマの事故


警察庁の有識者会議が「運転に支障を及ぼす可能性のある症状を申告せずに免許を取得した場合には、新たな罰則を設ける」との方針を打ち出した。過去さまざまな病気による事故、特に死傷事故は皆様、御存知だと思う。てんかん、睡眠時無呼吸症候群、統合失調症、認知症、再発性失神等があるが、あと忘れてならないのが「無自覚性の低血糖」である。以前のブログで日本人に2000万人の糖尿病患者(境界型を含む)が居ることを書いた。今、糖尿病薬はここでは説明できないほどたくさんあり、又、その組み合わせとなると膨大であるので、ここでは各論の話は出来ないが、基本的にはインスリン治療とSU剤には注意が必要である。糖尿病患者さんは自律神経のバランスが崩れているケースが多く冷や汗、動悸、震えといった自覚症状がないままいきなり意識障害を起こす場合があるのです。
日本糖尿病学会の調査では糖尿病患者の約0.5%が低血糖による自動車事故を経験しているという。糖尿病を治療中の人は“自衛”が必要です。いま飲んでいる薬は、食事を抜いたら低血糖になるのか主治医によく聞いておくことである。
忙しいからといって薬を飲んでから食事を抜いたりすると大惨事になる可能性がある。
今一度、主治医とよく相談をしておいて下さい。

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— posted by 越智邦明 at 03:47 pm  

2012/12/3

痛風


痛風が激増している話は前にしましたが、良く質問があるのが食事。栄養管理について兵庫医大の森脇優司先生の論文から最新の情報を提供します。
痛風患者で控えるべき栄養素が「プリン体」であることは、みんな知るようになりました。昔はプリン体を全て除去するように指導されましたが、今はプリン体の制限よりは摂取エネルギーの適正化が第一にあげられている。実際、肥満者をエネルギー制限食で治療すると、体重減少に伴って血清尿酸値は低下する。
やせることは全ての病気の治療の第1歩です。
高プリン食品とは肉類、動物の内臓、魚の干物・乾物などがあげられる。野菜、海藻、牛乳などのいわゆる「アルカリ食品」はプリン体含有量の少ない食品も多いことからも勧められる食品である。又、乳製品も尿酸値を低下させる。ソフトドリンクを1日355ml以上やフルーツジュースを1日360ml以上毎日摂取すると痛風になりやすい。
アルコールはビールが一番良くないが、1日の目安として日本酒1合、ビール500ml、ウィスキーダブル60mlがあげられている。もちろん休肝日を設けることもものすごく大事である。
最後に興味があったのは、コーヒーを1日6杯以上飲む集団は、飲まない集団の痛風発症リスクの0.4倍となる、とあった。唯し、コーヒーにはシュウ酸が多く含まれているので尿路結石のある人は飲みすぎないことである。
また、ビタミンCは摂れば摂るほど痛風が出にくくなるとあった。
以上、参考にして下さい。

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(追伸)
最近のゆうちゃんの幼稚園(宇和島)の写真です。
なかなか様になっています。太鼓やバイオリンも決まっています。

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— posted by 越智邦明 at 04:17 pm  

2012/11/29

職員の結婚


職員のイケメン(?)看護師、中西純平君24才が11月25日(日)、結婚式を挙げた。当日は晴れ男らしく、すばらしい晴天であった。西条出身でもう当院に就職して3年になる。
結婚式場のチャペルは松山城がくっきり見え、すばらしくまた荘厳な雰囲気の中で結婚宣言が行われた。その後、鐘を鳴らす2人は幸せそのものであった。
スピーチで私が話したことは「御両親がつけた純平という名前は本当に素晴らしい。純粋で平らな、デコボコがない立派な青年に育ったと思います。しかしまだまだ未熟な所もあり、医学の進歩について行くには相当な勉強を継続しなければならないこと、そのためには奥さんの支えが必要である」と。最後にヘルマン・ヘッセの言葉で「夫婦はお互いに見つめあう存在ではなく一つの星を二人で眺めるものである」を紹介して締めくくった。
次に愚妻がお琴を演奏した。曲は「祭りの太鼓」。宮城道雄が伊勢神宮から依頼されて作曲した曲で、お祝いの席にふさわしい曲であった。
その後、当院職員が熱のこもった余興を行い、大いに盛り上がった。手製の旗(下写真)も皆さんに振ってもらった。
宴も終わりとなり、中西君の父君の話に胸を打たれた。純平は3兄弟の長男ですが、幼少の頃より3人におやつをやると、下の2人におまえら食べろと食べさせるやさしい子であった。ある時、下の2人がおやつを全部食べてしまって、父親に泣きついたことがあったことを披露。やはり、素直ないい子だったんだなと感心した。
越智クリニックのためにも地域医療のためにも益々の発展を期待する中西純平君でした。おめでとう。

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— posted by 越智邦明 at 05:30 pm  

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