ロウバイ(蠟梅)は、梅とばかり思っていた私は娘さんの講釈で間違いを知らされた。ロウバイの名前の由来は中国の唐の国から来たこともあり、唐梅とも呼ばれ中国名も蠟梅であったことにちなんでいる。ロウバイの花弁が蝋細工のようであり、この花が咲く早春には梅の花も咲き匂いも近いことからこの名前が付いたようです。確かに匂いは強く、この芳香成分はシオネール・ボルネオール・リナロールなどです。
さて娘さんに教えてもらったんですが、晩秋になると焦げ茶色の実がなるのでこの種を播くと育つそうです。春分を過ぎると生えてくるとの事。もちろん挿し木も可です。
平賀源内もその本の中でロウバイをナンキンウメと記載しその効能を述べています。
開花前の蕾を日陰干しにして乾燥させて煎じて温かいうちに飲用することで、咳止めや解熱作用があるそうです。また油を火傷にも使ったとあります。
是非、ロウバイを目で楽しんで下さい。