作詞家といえば今は秋元康さんが有名だが、日本の歌謡史上、最も偉大なのは阿久悠さん(1937~2007)ではなかろうか。ペンネームの由来は「悪友」から。生涯作詞した曲は5,000曲以上。ジャンルは演歌、歌謡曲、フォークソング、アニメソングと幅広い。また日本テレビのオーディション番組「スター誕生」を企画したことは有名である。日本レコード大賞に選ばれたのは「また逢う日まで」「北の宿から」「勝手にしやがれ」「UFO」等たくさんある。
その他、「熱き心に」「青春時代」「時の過ぎゆくままに」・・・等々きりがない。一方、野球ファンで阪神タイガースのファンであったが、応援歌は作っていないようです。
さて数多い作詞の中で今日は、小椋桂さんが作曲した「古城の月」を取り上げたい。「古城の月」という作品の中で次のようなサビの部分の詩がある。
夢は破れて夢と知り
愛は破れて愛と知り
時は流れて時と知り
友は別れて友と知る
私は開業以来、26年間、病院雑務の相談相手としてMさんを頼ってきた。本当にフットワーク軽く色々な事を調べ、又教えてくれた。父親以上である。そのMさんが昨年末、12月24日急逝した。63才であった。今、私は深い悲しみの中にある。「友は別れて友と知る」を実感している。
Mさんの御冥福を祈りたい。