人は必ずいつか「逆境」に見舞われる。よく「ピンチはチャンス」と簡単に言うが、大方の人は恐怖心を無理やり中和するための方便に聞こえる。ピンチはあくまでピンチであると捉え、持てる力を総動員して乗り越えないといけない。このために日頃の準備として何ごとも喜んで受け止めることを心がけ、周囲に対する感謝の心を深める実践がいざというときの「受けっぷり」に表われます。
厳しい状況の時こそ自分が今こうして人生を歩むことができていることへの恩意識を再確認し周囲への感謝の念を深めることで困難を乗り越える大きなエネルギーを得られると思います。
朝礼でよく言うのは「感謝は最大の気力」です。逆に気力が湧かない人は周囲への感謝の念が乏しい人とも言えます。毎年、お盆には職員全員に祖先への「恩」を再確認する絶好の機会と教育しています。みんな祖先に生かされているのだと。
(追伸)
宇和島の和霊神社でイチョウの舞い散る中を遊ぶゆうちゃん。
イチョウは広葉樹ではなく針葉樹です。イチョウの葉をデザインした全国の「市の木」は多いです。天理市(下図)もそうです。
熱心に何をお願いしているのでしょうか。